お披露目です。デビューです。黒柴の凛太郎の登場です。携帯で撮ったので、写りは良くないですが、新しいデジカメを購入の予定ですので、今しばらくお待ちください。とにかく黒柴って、一ヶ月半くらいでこんなんです。まだ、よちよち歩き。危なっかしい限りです。
そういえば、中学生たちもそうでした・・・いま、このページを開いた君。目が活字を追う。懐かしい匂いのする自分の部屋で、指先は滑らかなページの紙をつまんでいる。テレビの音や家族の声、窓外の街のざわめきが、遠い潮騒のように君を包む。そして君は、この兄の語りかけに応えて、ゆるやかに思索の世界へ入り込んでくれる。
「仮定してみろ」と兄が声高に言う。「君が、君自身が、そこにそうして存在しないとしたらどうなる」目も鼻も耳も、指さえ無い。何も感じることができない。「どうなるのか」と思考しようにも精神も頭脳もその器である身体も無いのだ。
怖くなって君は、思わず両の掌を見る。傍の鏡を引き寄せる。君の掌は在ったかい? 鏡の中に君が居たかい? ほっとして微笑む君。よかった。他の誰ともちがうこの世に一人だけの、かけがえのない君が居たんだ。あれやこれやではなく、何よりもまず、生きてそこに君が在ることがわかったんだ。幸福だ。うれしいね。だからもっと本を読んで、自分が生きていることを確かめよう。懸命に書くことで生きている証拠を残していこう。
そして、初回の今日は、先程のように鏡ならぬ谷川の水に自分を映してみたら、猛々しい一匹の虎になっていた男の話をしよう・・・と思って書き進めていると、部屋の向こうから凛太郎が突進してきました。しかもコロンコロンのウンチをしながら・・・わー、こらっー・・・・・・
