先日の眞子さまと小室圭さんの婚約内定の会見
「月のように静かに見守ってくれる存在}という
とてもロマンチックなフレーズに
ほほえましく思われた人も多いと思います。


たまたまこのニュースを見ながら
思い出した歌がありました。

 

30年も前の曲です。

 

1987(昭和62)年に発売された
河合奈保子のアルバム
「JAPAN as waterscapes」から
シングルカットされた
「十六夜物語」です。

 

1つ前のシングルが
「ハーフムーン・セレナーデ」。

 

「十六夜三の語」と2枚続けて
月をモチーフにした歌が続きました。

 

この2曲、

作詞は平原綾香の「Jupiter」や
八代亜紀「人生の贈りもの」をはじめ
たくさんの作詞を手掛けている吉元由美。

 

作曲は河合奈保子自身と、
同じコンビで作られています。


十六夜は曲のタイトルや歌詞に
よく使われますが、
ほとんど読み方は
「じゅうろくや」でなく「いざよい」。

 

カラオケDAMに配信されている曲だけでも
「十六夜」を使ったタイトル曲が40曲ほどあります。

 

なぜ「十六夜」は「いざよい」なのか。

 

もともと「いざよう(猶予う)」は
「ためらう」「とどこおる」「たゆたう」
という意味の動詞で、

 

十六夜の月が満月(十五夜)よりも遅く
ためらうように出てくるので
十六夜の月を「十六夜(いざよい)」
と呼ぶようになったといわれています。

 

ちなみに、十六夜は、陰暦の8月16日の夜、
またはその夜の月のこと。

 

毎月、十六夜はありますが、
「中秋の名月(十五夜)」は今年10月4日で
十六夜は10月5日だそうです。

 

話が逸れましたが曲の紹介に戻ります。

 

河合奈保子の「十六夜物語」は
TBS系「世界・ふしぎ発見!」の
エンディングテーマ曲に採用され、
オリコンチャートでは最高10位。

 

当時の人気アイドルの曲としては
あまり考えられない歌謡曲風の
しっとりとした曲に仕上げられ、


しかも本人の作曲ということで
驚いた記憶があります。

 

♪ 恋におちた 女は 月ですか
  満ちては欠ける 夢をかさねて
  逢いたいから逢わない あなたへ
  いざよう 月

 

情感のこもった詞に
美しいメロディライン。

 

歌い出しがサビという大胆な構成も
この曲の特徴。

 

せつない女心を歌い上げる
河合奈保子の歌唱も魅力的です。


随所に意図したような
和風のアレンジが施されて日本的な曲調も
目立ちましたが、


実はこの年の10月に
チェコス共和国(当時チェコスロバキア)のプラハで
開催された第9回プラハ音楽祭で
「最優秀歌唱賞」「3位入賞」「書記長賞」の
3つの賞を受賞しました。

 

今回この記事を書くために
久しぶりに何回も聴き直しましたが、
演歌系の歌手がカバーしたら
焼酎などのCM曲としても使えますし、
再ヒットの可能性もあると感じました。


カラオケでもぜひ
歌い継いでいただきたい曲です。

 

 

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