ダムの奏でる

ダムの奏でる

のんびりと、ダムをめぐっている記録です

滑湖(なめりこ)

 アースダム

 雲出川水系中村川 三重県松阪市

 訪問日 2025/6/6

 

 南家城川口井水から、東方へ約20km、25分程で到着。
 滑湖は、堤高28.4m、堤頂長180m。かんがいを目的としたアースダムです。1973年竣工。三重県が事業者で、一志南部用水土地改良区が管理しています。
 天端右岸に到着して散策開始。右岸から上流面を見られる所へ行こうとしましたが、関係者以外立ち入り禁止。何故だろう?と思いましたが、後で取水設備があるためだという事が分かりました。天端右岸に戻り、ダム下へと下りて行きます。気持ちいい広場となっていました。駐車場、分水工があり、その先には太陽光パネル。ダム下を左岸へ歩いて行こうとしたとき、何やら動物が。一瞬、犬かと思いましたが、体型と色から狐ではなかったかと。野生の狐を初めて見たかも。
 左岸にある洪水吐導流部を下から見上げようと思いましたが、チェーンが張られ立入禁止オーラが出ていたので、導流壁を横から見るにとどめました。それにしても、立派な導流部です。足元の側溝を見るとシマヘビ。今日は動物に縁があるかも。
 下流面を眺めながら右岸へ。天端へ上り、左岸へ。横越流式の洪水吐を眺めてから、湖岸の道を上流面が見える所まで歩きました。ここで取水設備の位置が分かりました。近年改修された感じで新しく見えます。
 のんびりと歩いて、最初の天端右岸へ。道路を少し下りたところに、『なめり湖配水池』という建物。帰宅後調べたところ、松阪市の上下水道施設の様です。滑湖はかんがい用のダムですが、水道用水も取っているでしょうか…
 しっかり手入れされ、きれいな緑のアースダムを楽しく散策いたしました。

 

駐車場、分水工の手前から、堤体を眺める

 

下流面を眺める

 

右岸からの下流面  広々した感じ

 

右岸から下流面を見下ろす

 

右岸の階段

 

右岸からの天端

 

右岸からの上流面  コンクリートブロックで護岸されている

 

天端中央付近から下流を眺める

 

ダム湖『なめり湖』を望む

 

左岸から下流面を見上げる  この辺でシマヘビ君に会った

 

左岸にある洪水吐導流部の導流壁  かなりの大きさ

 

左岸からの天端

 

横越流式洪水吐

 

洪水吐導流部を見下ろす  先の方が良く見えない

 

洪水吐越しに上流面を眺める

 

左岸から上流面を眺める 

 

右岸の取水設備  窓が開いている  よく見ると室内に制御盤  電動化されている様 

 

この先に取水設備あり 

 

分水工  リニューアルされたっぽい 

 

『なめり湖配水池』の建屋

南家城川口井水(みなみいえきかわぐちゆすい)

 雲出川水系雲出川 三重県津市

 訪問日 2025/6/6

 

 君ヶ野ダムへ向かって雲出川沿いの県道29号を走ってるときに目に留まりました。君ヶ野ダム見学後に立ち寄り。現地に、日本疏水百選認定及び世界かんがい施設遺産登録についての石碑があり、南家城川口井水であることが分かりました。この疏水は平安時代末期文治6年(1190年)から続く大変歴史あるものです。また、疏水百選と記された看板には、南家城字狼ヶ瀬の写真として堰堤か写っています。という事でこの堰堤をじっくり見てみました。

 

 まず、堰堤の下流200mにある真見の潜水橋を渡り左岸へ行きます。堰堤の上流側は真見河川公園として整備されています。
 堰堤は堤頂長80m程、堤高は2~3mでしょうか。奇麗な水がさわさわと流下していきます。堤体に近づいてふと足元を見ると、「県営 頭首工大改修」と記された小さな石碑がありました。「平成十七年三月竣工」とありますので20年程前には現在の形になった物と思われます。それにしても何と目立たない石碑。まぁ、頭首工であることは分かりました。南家城川口井水頭首工ということでいいのかなぁ。
 再び真見の潜水橋を渡り右岸の堤体脇へ。こちらには魚道と取水口があります。階段があって堤体まで下りる事が出来ました。なかなかいい感じの堰堤です。この疏水の800年の歴史の重みを感じたのでありました。

 

右岸下流から見た堰堤

 

すぐ下流側から眺める

 

堰堤横から上流を眺める

 

堰堤を右岸真横から眺める

 

少し下流側から

 

下流を望む

 

左岸上流側から眺める

 

堰堤を左岸真横から眺める

 

左岸堤体下から

 

右岸にある取水口

 

取水口の上から下流を眺める

 

取水口から道路を挟んで疏水

 

真見の潜水橋を左岸から眺める  出水の時には水没する橋

 

疏水の少し下流にあるゲート  雲出川に水が戻るので余水ゲートという事か

 

「県営 頭首工大改修」と記された小さな石碑  見つけたのは奇跡?

 

疏水百選の看板

 

日本疏水百選認定及び世界かんがい施設遺産登録についての石碑

 

瀬戸譚碑  読めない

 

その裏側  これなら読める

 

家城ライン観光案内図

君ヶ野ダム

 重力式コンクリートダム

 雲出川水系八手俣川 三重県津市

 訪問日 2025/6/6

 

 梅雨入り前にダムめぐり。伊勢自動車道一志嬉野ICから西へ約20km、25分程で到着。我家からは3時間半ほど掛かります。
 君ヶ野ダムは、堤高73m、堤頂長323m。洪水調節、不特定用水、上水道用水、工業用水を目的とした多目的ダムで、事業者は三重県。かの木津川流域ダム群の東側にあり、ちょっと仲間外れ感がある(個人の感想です)。

 「君ヶ野」って名前は、詩的で素敵。水没してしまった地名の様です。

 

 一級河川雲出(くもず)川は氾濫を繰り返しており、1953年(昭和28年)の大洪水を基に河川改修を進めていましたが、1959年(昭和34年)の伊勢湾台風の被害により、抜本的な治水対策を迫られました。1968年(昭和43年)着工、1972年(昭和47年)完成。2022年(令和5年)には、完成50周年を迎えています。

 

 ダムへは県道29号を下流からアプローチしますが、道端から下流面正面をどーんと見る事が出来るのが素晴らしい。φ900mmホロージェットバルブからの利水放流もダイナミック。ここだけで30分撮影。直線重力式のシュッとしたボディにゲートがゴテゴテッと付いているのが昭和の元気のあった時代を表しているようです。
 天端を歩いて左岸へ。更に展望広場へ。堤体を俯瞰できるのも嬉しい。インクラインを見てみると、ボートが上がって行く! 先週に続いてインクライクが動いているのを目撃できたというラッキー。
 後は、右岸上流側から上流面を鑑賞。
 たっぷり楽しむ事が出来た君ヶ野ダムでした。

 

下流面正面

 

ホロージェットバルブからの利水放流

 

水の影の踊る様に見惚れてしまった

 

ダムサイトに向かう途中で

 

クレストの赤いラジアルゲート

 

見上げるアングルで

 

右岸脇からの下流面

 

右岸からの天端

 

網場と上流面を眺める

 

ゲート部のアップ

 

下流を眺める

 

クレストゲートから減勢工を見下ろす

 

利水放流に虹も見えた

 

ダム湖を眺める

 

左岸からの下流面  梅雨入り前の青空

 

左岸からの天端

 

左岸からの上流面

 

展望広場から  バイクも走る

 

天端を俯瞰

 

展望広場から  ボートがインクラインに近づいていく

 

インクライン  ボートが上っていく

 

概要板

 

クレストゲートの銘板

 

右岸上流の君ヶ野ダム公園にある『離郷の碑』

 

君ヶ野ダム管理室  ダムカードはこちらで