ダムの奏でる

ダムの奏でる

のんびりと、ダムや堰堤をめぐっている記録です

竜神ダム

 重力式コンクリートダム

 久慈川水系竜神川 茨城県常陸太田市

訪問日 2026/2/21

 
 十王ダムから県道60号を西へ、グリーンふるさとラインを走り、県道36号を西進、県道33号を北上します。約30km、40分程。まず、やって来たのは竜神大吊橋。竜神ダムの上流面を湖面から100mの高さから眺める事が出来るのです。

 竜神ダムは、堤高45m、堤頂長90m、1978年(昭和53年)竣工の、洪水調節、不特定用水、上水道、工業用水を目的とした多目的ダムで、管理者は茨城県。ダム湖は『竜神湖』。

 渡橋料金(大人個人320円)を払い、竜神大吊橋の上へ。専ら竜神ダムを眺めながら歩きます。100mの高さらダムを見下ろすというのは初めての体験。いい景色です。ゲート室や取水設備のとんがりお屋根が可愛らしい。この竜神大吊橋は、バンジージャンプも出来るようで… 私には無理 真顔

 竜神大吊橋からの絶景を堪能した後は、ダムサイトへ。
 天端は徒歩で通行可能。堤頂長90mですのでさほど長くはありません。右岸から竜神大吊橋へ上る道がありますが、崖崩れの危険があるため立入禁止でした。 
 天端を往復歩いた後は、竜神ダムカレーを頂きに竜神カフェへ。サフランライスのバターチキンカレーをテラス席でダムを眺めながら頂きました。

 お腹が満ちた後は、もう少し下流へ歩きダム下流面を眺め、満足して次のダムへと向かいました。
 
竜神ダム、竜神大吊橋、竜神カフェ
 
洪水調節用のホロージェットバルブ
 
竜神カフェ、テラス席からの眺め  利水放流バルブから放流中
 
クレストのラジアルゲートをアップ  左岸側の1号ゲートが少し開いている
 
左岸脇からの下流面
 
左岸からの天端
 
左岸脇からの上流面
 
下流を眺める
 
減勢工を見下ろす
 
ダム湖『竜神湖』を望む  網場と曝気循環装置
 
右岸脇からの下流面
 
右岸からの天端
 
右岸脇からの上流面
 
竜神大吊橋から下流を眺める
 
バンジージャンプで飛び降りるなんて出来ません
 
とんがりお屋根が可愛らしい
 
艇庫とインクライン
 
ゲート銘板…  ゲード!?
 
ダム諸元銘板
 
説明板
 
案内板
 
竣工記念碑
 
管理事務所  ダムカードは閉庁日でしたので竜神カフェにて
 
竜神ダムカレー  堤体を愛でながら
 
竜神大吊橋
 

十王ダム

 重力式コンクリートダム

 十王川水系十王川 茨城県日立市 

訪問日 2026/2/21

 
 川尻川発電所取水堰から下流へ2.5km。十王ダムにやって来ました。位置としては、常磐自動車道日立北ICから北へ2km程の位置にあります。
 十王ダムは、堤高48.6m、堤頂長205.5m、1993年(平成5年)竣工の、洪水調節、不特定用水、上水道、工業用水を目的とした多目的ダムで、管理者は茨城県。ダム湖は『十王湖』。右岸の丘は十王パノラマ公園となっており、展望台やアスレチック広場があり、多くの人々が訪れるそうです。

 まずは、左岸の展望台公園から。2月の朝7時過ぎはまだ寒い。冷たい風に吹かれながら堤体を眺めると、右岸側が屈曲している"角のあるダム"ではないですか! 赤いゲートピアが一際目を引きます。が、ちょっと違和感を感じます。何でしょう。

 展望台を下り、県道60号を下流面を眺められる所まで歩きます。ちょうど川尻川発電所の水圧鉄管も見られました。ダムを観ると、導流壁の外側に壁画がありますが、黒ずんでしまって何が描かれているか分かりません。維持管理は難しいものですね。

 続いて天端を歩きます。天端は市道として自動車の通行があるので要注意。ゲートピアの違和感は鉄骨だったという事。ゲートピア(柱)はコンクリートで出来ているものだと思っていたのです(過去、私が訪問したダムでゲートピアが鉄骨だったのは玉淀ダムだけでした)。ゲートもローラーゲートだと思っていたのが、何か違う。全体的に軽そう。よく見ると、水圧を受けるローラーがありません。これはローラーゲートではない。形式上でっかいスライドゲートという事になるのか…
 ダム説明板の放流設備では、
  常用洪水吐:オリフィス型 幅5.0m×高5.2m×1門
  非常用洪水吐:クレスト自由越流 幅15.0m×高2.2m×4門/幅13.0m×高2.2m×2門/幅5.3m×高2.2m×2門
  非洪水期洪水吐:クレスト自由越流 幅5.3m×高5.0m×2門

と、記載されていて、ローラーゲートという記載はありません。ダム便覧にあるレポートを見たところ、赤いゲートは放流を制御するものではなく水位調節用のものとのこと。基本は自由越流式で、洪水期は2門の赤いゲートを下げオリフィスゲートを開け水位を下げる、非洪水期は2門の赤いゲートを開けオリフィスゲートを閉め水位を上げる運用です。今は、非洪水期。

 右岸に渡り、対岸にある芝生広場まで歩き、上流面を水際から眺めます。次は十王パノラマ公園へ上る途中から堤体を眺めます。両岸から俯瞰できるという嬉しいダムです。ただし、十王パノラマ公園まで上ってしまうと堤体は樹々に隠れてしまいます。
 たっぷり歩いた後は、車でダム下へ移動。川尻川発電所と共に、下流面をしっかり堪能しました。見所の多い十王ダムでした。晴れていれば、もっと良かった。
 ダムカードは、休日でしたので茨城県県北生涯学習センターで頂きました。
 
ダム下から眺める
 
常用洪水吐  こちらもローラーゲートではないらしい  洪水期には開く
 
導流壁の壁画  洗えばきれいになるのかな?
 
左岸からの下流面  いい眺め
 
右岸の植栽とゲート部
 
左岸からの天端  自動車通行可能
 
左岸からの上流面
 
左岸の展望台公園から俯瞰  遠くに水平線も見える
 
天端から下流を眺める  「十王町の花 桜」タイル画
 
減勢工を見下ろす
 
ダム湖『十王湖』を眺める  噴水が上がるそうだけれどスケジュールが合わず
 
クレストゲートを見下ろす
 
ゲートピア  鮮やかな赤
 
「十王町の鳥 鵜」タイル画
 
を見下ろす
 
右岸角からの下流面
 
右岸からの天端
 
右岸脇からの上流面
 
右岸から堤体を俯瞰
 
少し下流側に寄る
 
『十王湖』を眺める
 
芝生広場から上流面を眺める
 
ゲート部をアップ
 
説明板
 
物騒なことが書かれている滝汗
 
ダム名石碑
管理所  閉庁日でした

川尻川発電所取水堰

 重力式コンクリートダム(堰)

 十王川水系十王川 茨城県日立市

訪問日 2026/2/21

 
 茨城の朝は早い… 鳥鶏の鳴き声で目を覚ます… 5時前である…
 お陰でセットしたアラーム時刻より早く、寝坊することなく起床できた訳ですが
 
 東京発電(株)川尻川発電所取水堰は、十王ダムから県道60号を2.5km西へ行った所にあり、川尻川発電所は十王ダム左岸直下にあります。1921年(大正10年)の運転開始。2018年(平成30年)に水車、発電機を取替えています。横軸フランシス水車を使用し、最大出力860kW、最大使用水量1.30㎥/s、有効落差82.28m。取水堰は、堤高3.79m、堤頂長5.70mとなっています。

 朝6時半に到着。前日がとても暖かかったので油断したのですが、寒い。曇りのせいか日も当たりません。震えながらの堤体見学です。構内立入禁止で、金網越しになるのは致し方ありません。
 固定堰は石張りで比較的白いので、何処かのタイミングで改修されているのでしよう。左岸に排砂門と取水口。沈砂池は、下流から眺めるとスペードトランプスペードのマークを半分に割ったような形。湾曲しているところに砂が沈みやすくなっていると思われます。後は、導水トンネルに入り発電所へ。

 十王ダムを見学してからダム下へ。ここに川尻川発電所があります。新しくきれいな説明板があるのがうれしい。発電所からの放流口が十王ダムの副ダムの脇にあります。

 百年以上働いている発電所をじっくり愛でる事が出来ました。寒かったけど。
 
左岸脇からの下流面
 
堤体を少しアップ  固定堰の石積みは少し新しい感じ
 
左岸からの上流面
 
排砂門操作盤
 
取水口から沈砂池
 
川の上流を眺める
 
上流側から眺めた沈砂池
 
下流側から眺めた沈砂池  スペードを半分にしたような形
 
導水トンネルに入る所  余水吐、排砂門がこちらにもある
 
構内入口  立入禁止
 
水利使用標識
 
川尻川発電所建屋
 
水圧鉄管
 
放流口  十王ダムの真下
 
説明板