ダムの奏でる

ダムの奏でる

のんびりと、ダムや堰堤をめぐっている記録です

飯田ダム

 重力式コンクリートダム

 那珂川水系飯田川 茨城県笠間市

訪問日 2026/2/21

 
 藤井川ダムから西方へ約10km、15分程で到着。飯田ダムは、堤高33m、堤頂長219.5m、1991年(平成3年)竣工の洪水調節、不特定用水、上水道用水を目的とした多目的ダムで、管理者は茨城県。ダム湖は『笠間湖』。

 長野県に住んでいて飯田と言えば、県南部にある市なのですけれど、茨城県に飯田があったとは。まぁ、東京には飯田橋がある位ですから、各地にあるのでしょうね。
 
 ダムは、自然調節方式(ゲートレス)の横長ダムです。飾り気のないシンプルなデザインです。ダム下は公園となっていて遊歩道が整備されています。導流壁の外側には壁画が描かれています。右岸側はタイル画、山並みかな? 左岸側は…何でしょう。AIに訊ねてみたら、タイルは笠間焼ということですけれど。
 ダム湖を周回する道もあり、釣りをする方々、ウォーキングされる方々が見受けられました。駐車場も広めで訪れやすいです。
 
 今回の一泊二日のダムめぐり、最後のダムとなりました。個性的なダムが多かった中、横長という以外これといった特徴のないダムですが、集っている人が多かったのが印象的でした。

 ダム管理所は閉庁日でしたので、ダムカードはかさま歴史交流館井筒屋にて頂きました。
 
下流面を眺める  樹々が育ってしまって非常用洪水吐しか見えない
 
常用洪水吐を下流から眺める
 
右岸ダム下から  タイル画
 
左岸ダム下から  この壁画は…?
 
左岸からの下流面
 
左岸脇からの下流面  午後の日差し
 
左岸からの天端
 
左岸脇からの上流面
 
左岸寄りから減勢池を見下ろす
 
下流を眺める
 
下流面を見下ろす
 
ダム湖『笠間湖』
 
右岸脇からの下流面
 
利水放流
 
右岸からの天端
 
右岸脇からの上流面
 
右岸からの上流面
 
管理所裏の艇庫とインクライン
 
対岸から上流面を眺める  ダム湖には『水鳥の浮島』がある
 
常用洪水吐付近をズームアップ
 
ダム諸元銘板
 
説明板
 
管理所  工事中の様子

藤井川ダム

 重力式コンクリートダム

 那珂川水系藤井川 茨城県東茨城郡城里町

訪問日 2026/2/21

 
 楮川ダムから西方へ約6km、10分程で到着。藤井川ダムは、堤高37.5m、堤頂長90m、洪水調節、不特定用水、上水道、かんがい用水を目的とした多目的ダムで、管理者は茨城県。ダム湖は『うなぎ地蔵湖』。1956年(昭和31年)に防災ダムとして竣工し、1977年(昭和52年)には一次再開発として、多目的ダムに改造されました。常用洪水吐として洪水調節用の高圧ラジアルゲートが付加され、ダム本体とは別の場所に非常用洪水吐(ラジアルゲート3門)が設けられました。昭和61年豪雨を契機に二次再開発が行われ、2010年(平成22年)に完成しました。予備放流の解消(湖底の掘削による)、城里町の水道用水の新規開発等がなされています。国土交通省により「地域に開かれたダム」に指定され、周辺にはレジャー施設等があります。

 天端は自動車で通行可能ですがぎりぎり一車線の狭さ。通行量も割とあり、撮影は通行車両に気を付けて短時間で。やはり非常用洪水吐が無い堤体は目に馴染みのない形です。続いて、450m程西へ移動して非常用洪水吐へ。ダムだと知らなければ、橋の脇にとんがり屋根の小屋が4件並んでいるだけに見えるでしょう。まぁ、なかなか可愛らしい小屋です。
 その後は、中間の坂を下り、非常用洪水吐を下流から見られる場所へ。赤いラジアルゲートが鮮やかです。見た感じ藤井川は狭いので、放流することになったらどんなことになるか心配です。流入量と同量を放流とのことですけれど。
 お終いは、ダム下へ。川岸にはフェンスがあり、そこに蔓草が茂っています。冬枯れしているとはいえほとんど見えない状態。わずかな隙間から利水放流をやっと見る事が出来ました。下流面は、実に渋いコンクリートの壁でした。クレストにコンクリートを塞いだような跡が見えますが、元の非常用洪水吐の跡でしょうか。

 管理所は閉庁日でしたので、ダムカードはお隣の『ホロルの湯』にて。
 
下流面を眺める
 
フェンスの隙間から  利水放流はホロージェットバルブから
 
左岸脇からの下流面
 
左岸からの天端  ほぼ橋
 
右岸脇からの上流面
 
下流を眺める
 
下流面を見下ろす
 
ダム湖『うなぎ地蔵湖』
 
上流面を見下ろす
 
右岸脇からの下流面
 
右岸からの天端  親柱に角落しの溝のようなものがあったのだけど、ただのデザインかな
 
右岸脇からの上流面
 
艇庫とインクライン
 
非常用洪水吐の下流側  ラジアルゲート3門
 
ラジアルゲートをズームアップ
 
とんがりお屋根のゲート室
 
下流を眺める
 
洪水吐導流部を見下ろす
 
ダム湖『うなぎ地蔵湖』
 
予備ゲート銘板
 
表面取水ゲート銘板
 
案内図
 
ダム諸元銘板
 
管理所入り口

楮川(こうぞがわ)ダム

 重力式コンクリートダム

 那珂川水系楮川 茨城県水戸市

訪問日 2026/2/21

 
 竜神ダムから県道33号を南下、県道166号、62号、61号、356号、国道123号と乗り継ぎ約39km、1時間程で到着するのが楮川ダムです。途中、御前山ダム(ロックフィル)がありますが、今回はスケジュールの都合で立ち寄らず。

 楮川ダムは、堤高35m、堤頂長364m、1985年(昭和60年)竣工の、上水道用水を目的としたダムで、管理者は水戸市。ダム湖は『ジャジャンボ池』。河川を堰き止めるのではなく、約5km離れた那珂川から取水(枝内取水塔)、導水管で送水し貯留しています。ジャジャンボ池というのはダム建設以前からあった池の名前のようです。ダム左岸には楮川浄水場があり、水戸市内に配水しています。『不尽の池』というモニュメントもあります。

 周囲に高い山が無いので、広々として開放感があります。ダム湖を道路が周回しており、ランニング、ジョギング、ウォーキング、散歩している方々が見られました。
 天端も自動車で通行可能。364mの長い天端は右岸側で屈曲しており"角のあるダム"となっています。右岸下流側に八重桜100本植樹があります。ここからダム下へ続く道があり、下流面を見る事が出来ました。少々藪になっていましたけれど。

 今回は枝内取水塔や流入口付近を見逃してしまったので、また次回訪問時に見る事にしましょう。宿題が残りましたが、広々と気持ちいい楮川ダムでした。
 
下流面を望む
 
左岸脇からの下流面
 
左岸からの天端  ランニングする人
 
左岸脇からの上流面
 
左岸からの上流面
 
下流を眺める  楮川はすぐに田野川に合流する
 
減勢工を見下ろす
 
ダム湖を望む
 
右岸角からの下流面
 
堤体の角
 
天端の曲がっている所
 
右岸からの天端
 
右岸脇からの上流面
 
右岸からの上流面
 
非常用洪水吐
 
左岸に係留されている巡視艇
 
取水設備
 
維持放流とホロージェットバルブ
 
ダム諸元銘板
 
水利使用標識
 
不尽の池
 
ダム管理所ではなく、楮川浄水場  ダムカードは休日の配布が無いので郵送を依頼しました
 
楮川第一配水場