きよう(2月22日)産経新聞朝刊に「つくる会教科書不合格」と「令和の後藤新平いないのか」と見出しに。武漢肺炎では「児童2人・・・北海道と埼玉」とあり、北海道では「千歳空港の検疫官」と。明らかに『「中国全土から渡航禁止」の初期動作が後手に回ったとの台湾の失望』(左側記事)の通りだと思います。

 「つくる会教科書」は、戦後教育正常化対策であり、その「不合格」とは「チャイナ共産党国家への忖度」でもあり、「中国全土から渡航禁止」の初期動作が後手に回った』ことと、同じような戦後の影を感じます。その「戦後の影」について考えてみます。

 

「戦後の影」から日本人を変えるための二項目(森口朗「売国保守」より)

 必要な「共産主義への嫌悪感」がなく、不必要な「罪悪感」あるのが「戦後の影」という異常ととらえ、対策を問題提起します。

(1)先進国なのに共産主義への嫌悪感がない

現在の欧米諸国では「共産主義はナチズム以上の殺人思想」が常識。

ヨーロッパ:ソ連とドイツが密約した8月23日を「犠牲者を祈念する日」に制定

アメリカ:首都ワシントンに「共産主義国家に殺された犠牲者を祈念する像」がある

 

ところが、共産主義国家・ソ連に

・北方四島を不法占拠され、多くの日本人が終戦前後に不法に殺されました。

そのうえ、共産主義国家・中華人民共和国は、

戦前戦中に日本と協力した満州人モンゴル人中国人を大量に殺したことをはじめ、つい最近までチベット人,ウイグル人を殺害しています。

なぜ、共産主義の悪辣さを学校教育でしっかり教えないのでしょう?

わたしたち大人が、知らないのでしょう??

共産主義は不道徳で危険な思想であり、共産主義国家は大量殺人を平気でする暴力集団なのです。

これらの事実を知るだけで、日本共産党,立憲民主党や社民党に票を入れる日本人が減って日本の政治も正常になるでしょう。

 

(2) 中華人民共和国・韓国・北朝鮮に対し不要な罪悪感がある

日本と正々堂々と戦争したのはアメリカだけです。

イギリス・オランダ:アッという間に負けてヨーロッパに逃げ帰った。

中華民国:広い国土を逃げ回り戦争らしい戦闘が極めて少ない。

ソ連:アメリカとの敗戦寸前に条約を破って侵略してきた。

フランス:ドイツに負けて日本との戦争は、ほとんどない。

朝鮮半島(韓国・北朝鮮):当時は日本人として戦って、特攻隊兵士や陸軍中将もいました。

中華人民共和国:1949年(昭和24年)の戦後生まれです。

日本には、どの国とも「侵略戦争」はありません。

 

以上の事実を知るだけで、日本人の罪悪感がまったく不要なことがわかります。中華人民共和国・韓国・北朝鮮は、事実ではないウソを「侵略戦争」と声高主張する軽蔑すべき国だと理解できるはずです。その軽蔑すべき国に対して事実に反する不要な罪悪感を持たせ、胸を張れない卑屈な青少年を育ててきたのが、戦後の歴史教育です。卑屈で勇気と正義感が薄くなった子供たちのなかで自然発生・増殖したのが「いじめ」であり、「青少年非行」さらには「モンスターペアレンツ」なのでしょう。

 以上から『必要な「共産主義への嫌悪感」がなく、不必要な「罪悪感」ある』という異常なウソが解消されれば、必要な「中国全土から渡航禁止」が実行され、「つくる会教科書合格」も実現するのでしょう。その「つくる会教科書」への妨害は大きく前途多難です。