朝日新聞がなくなる日(宮崎正弘)


「インテリが作ってやくざが売る」といわれたのは、

その昔、いまは「アカが書き、ヤクザが売って、バカ

読む」といわれる「朝日新聞がなくなる」という予測

もとに、新聞・テレビといった既存マスコミの問題点

えぐる一冊。目次の表題に沿って興味深い内容を紹介

ます。

3年ほどまえの本ですが、おさらいに読んでみました。


プロローグ 危機に立つマスコミ

第1章 マスコミの経営実態はここまで深刻だ

第2章 テレビジャーナリズムの堕落

一億総白痴化の元凶はテレビだ

 全共闘世代が・・・中堅のディレクターなどになった頃

から、・・・GHQと日教組に同時洗脳され伝統とか歴史的

価値観の分からない連中が制作の主体となり・・あらゆ

る番組がおかしくなった

 テレビが楽しくて教養も養え、そこそこ有益だった時

代も終わった・・・テレビは無益どころか有害に・・・

テレビそのものに一個の価値も見出せない

・・・わたしのテレビへの思いが、そのまま書かれている。

NHKの反日番組に国民の憤怒

平成4月5日に放映されたNHKの「ジャパン・デビ

ュー」が、「台湾統治は日本が一方的に悪かった」との、

あまりの偏向に多くの人々が激怒し、数千名の抗議集

,デモが繰り返され、台湾人も加わった1万人の原告

団による集団訴訟となった。この“意図的な反日番組・

NHK『JAPANデビュー』事件”を取り上げ、『台湾

一般人の観光旅行が解禁になったとき、日本にどっ

と押しかけて来た台湾の人たちは小学校、中学でなら

った先生を見つけ出し、数十年ぶりで謝恩会を、日本

のそこいら中で開いた。たくさんお土産をもってきた。

最後に♪『仰げば尊し、我が師の恩』を歌った

・・・日本時代をよき思いでとして語る人ばかりなの

、どうしてこういう話をNHKは挿入しなかったのか。

背後に謀略機関の動きでもあるのかと筆者は述べ、

NHKの反日を実地証言している。
「空二モ書カン」祖国への祈り 台北近郊・瑞芳駅の王さん
・・・わたしも本件でNHKを告訴しているひとり。

日本に来て『仰げば尊し』を歌った台湾のおじいさん,

おばあさん。2年前、こんな「元日本人」にたくさん出

会いました。

第3章 ネットとマスコミの狭間で

ジャーナリストの感度の鈍さが問題の核心にある

なにが報道に一番抜けているのか 

策4章 米国は、もはやモデルではない

策5章 朝日新聞は、なぜ見捨てられるのか

なぜ中国の軍国主義を正面から断罪しない? 

策6章 北京の軍門に降った日本のマスコミ

第7章 反日宣伝キャンぺーンに悪のりする日本のマ

スコミ

第8章 これでは国際情勢はさっぱり分からない

エピローグ 朝日新聞よ、さようなら

末尾に「民主党による政権交代を朝日新聞が天下を取

ったように書いているが、・・・いずれ細川政権のように

空中分解するだろう」と民主党政権の末路を予測、ほぼ

言い当てている。

 全般を通して、既存マスコミのレベル低下、ネット情

,ネット世論とのすれ違いを指摘。その後、23

の講演で筆者は、昨年の「安倍総裁誕生,民主政権崩壊」

について、「マスコミは安倍晋三を泡沫候補あつかい、

ネット世論の熱狂支持と真逆の結果、原因は“中国の尖

閣侵略”」と分析して、新聞・テレビの“分析,役割不足”

と本書・「朝日新聞がなくなる日」の予測通りとなった

点に触れている。


宮崎正弘氏講演④『中国問題の本質』13.2.3アジア自

由民主連帯協議会・・・YouTube動画参照。

中国の経済崩落,環境汚染,大気の“汚染侵略“も鋭く

分析報告しており必見の最新動画です)


「朝日新聞の崩壊、NHKの解体」すなわち、「反日勢力

の退場」となる平成25年にしたいものです。


以下、




「空二モ書カン」祖国への祈り



「空二モ書カン」祖国への祈り