1.23水曜アンカーから『虚構の「安心・安全」』の再考を!
「もう20数年間、政府専用機ずっと使われているのに、
今回、日本人、つまり私たちのような普通の庶民、日本
人を救いに行くのは、初めて
自衛隊法によると、邦人輸送は空路と海路のみで、
渡航先の安全確保が必要。武器の使用は正当防衛のみ。
危険なところに行けないのが自衛隊・・・。
ネガティブリスト、つまり、国際社会で禁じられる
こと以外は何でもできるって、何でもやらなきゃい
けないっていう自衛隊にする、その憲法改正をやら
ない限り、海外での日本国民は保護されることが、
本当は、ない。
憲法を改正し、ネガティブリストの軍隊(国防軍)
にし、戦略的運用を可能とする国家安全戦略保障
会議を創設して、『ホンモノの「安心・安全」』
が可能となります。
さて、わたしは、かなり困難なことのように思えてな
りません。なにせ冒頭で述べたように「戦後体制」その
ものが多くの「粗大ゴミ」(大江、朝日新聞,NHKなど反
日勢力)に毒され『虚構の「安心・安全」に温々(ぬく
ぬく)としていた日本人』になってしまってい、「日本
の敵」の除去が前途多難、五里霧中に思えます。一点の
光明は「安倍内閣成立」&「その原動力秋葉原に集う若
者勢力」(ネット保守勢力)と期待するこの1月です。
さらに、先日の新聞で感動した若くして犠牲になった
木山聡さん(29)の恩師の手記を一部をご紹介します。
「虚構の安心・安全の犠牲者」木山さんの大学恩師、
石崎幸三さん手記「すまなかった」
25.1.26 産経新聞
『(前略)こういう事件が起きるといかに日本が
「安心・安全」な国か分かるが、本当にそうなのか。
「安心・安全」という上辺の言葉に踊らされて内向き
になっており、国民も政治家もその虚構の上に立ち、
ジャーナリストが浅薄にあおっているのではないだ
ろうか。政治家が安易にそれで票を得ようとしている
のではないだろうか。国内で「安心・安全」でいられる
のと同時に、国外では志を高く持った木山君のような
若者があえて堂々と胸を張って「安心・安全」をものと
もせず仕事に挑んでくれているのではないだろうか。
実際、日本は海外で活躍する日本人が必要で、
その人たちは高い志で、勇気と正義感を持って
働いてくれている。海外は危険と隣り合わせである。
(中略)インターネットでは「日揮は社員の安全を確保で
きない限り、撤退すべき」という意見があったが、
とんでもない。日揮は欧米企業と競争し、日本のた
めにも競争している。日揮一社で軍隊や警察は持てず、
企業には限界がある。欧米企業は国が守っている。
邦人の安全確保は国の義務であり、その中で日揮は
犠牲者に関する情報の出し方を見ても、よく社員と
社員の家族を守っていると思う。
木山君の冥福を祈るとともに、虚構の「安心・安全」
に温々(ぬくぬく)としていた日本人に代わり「ごめん
なさい、すまなかった」。そして「いままで、ありがと
う!」と言いたい。木山君の命と引き換えにするのには
あまりにももったいない話であるが、少なくとも残さ
れたわれわれは、日本の虚構の「安心・安全」を
もう一度考え直すべきである。(引用おわり)』