日本海海戦(1905)軍艦は外国製,真珠湾(1941年)では日本製

この間46年、たった46年で日本の工業力は、イギリス製輸入

品の兵器をすべて国産化し、戦艦大和,空母赤城さらに当時世

界最強の戦闘機零戦の日本製にした。



この「ものづくり技術」こそが日本の財産であり歴史そのもの。

奈良の大仏殿にみる宮大、日本刀にみる刀鍛冶の技術は、から

くり師,鉄砲鍛冶の時代を経て木製織機,自動織機へ近代兵器産
「空二モ書カン」祖国への祈り-戦艦大和
「空二モ書カン」祖国への祈り-零戦.

業へと進化を遂げた。

東京,ソウル,北京オリンピック開催に寄与。

敗戦後、さらに造船,自動車,電気電子産業で世界のトップレ

ベルとなり日本経済高度成長の牽引力となった。さらには、韓国,

台湾を含め東アジア工業力の発展を推進し、東京、ソウル、北京

でのオリンピック開催は、「日本発のものづくり技術」なしには実

現しなかったといえる。余談だが 「はやぶさ」という惑星探査機

は、日本の宇宙開発の父・糸川英夫が設計に参加した「戦闘機

隼(はやぶさ)」を偲ばせ興味深い。



「空二モ書カン」祖国への祈り-隼



「日本を、取り戻す。」ということ

 「日本のものづくり技術」は町人社会、町人文化の賜物であり、

この町人社会を武家、公家が支え背景に皇室が大きく包み込んで

形成され発展してきたのが日本の歴史。「尊皇攘夷」の明治維新

と「忠君報国」の近代化なくして、祖国防衛、白人世界制覇阻止の

東亜百年戦争の日本近代史は戦いえなかっただろう。

 さきの戦争は、ペリー来航,日露戦争を発端とする白人世界制覇

阻止と日本防衛の大東亜戦争となり、アメリカに敗戦した。世界的

にはアジア・アフリカ諸国が欧米から独立する契機をなり一半の

目的は達成。日本自体はアメリカの巧妙な自由経済施策で保護国

化して現在に至っている。「日本を、取り戻す」という安倍晋三さんの

「取り戻す日本」とは、敗戦前の皇室尊重の日本社会であり「攘夷」

(高度防衛国家)の独立国ということになる。そのために「自衛隊」と

いう偽物ではない国防軍が必要となり、「平和憲法」という偽物では

ない憲法改正が必要であり、日本近現代史の見直し,歴史教育の

改訂が必要となっている。