平成24年10月30日

ブログなるものを始めます。

10月11日からの上海,厦門旅行を綴ってみます。


<第一日>10月11日(木)
7:30車で茨城空港へ出発、やや早過ぎ。

高速を経て10時過ぎには到着、空港脇の自衛隊機展示と
自衛隊百里基地の戦闘機発進をゆっくり見学。

gaoqiaoのブログ-百里基地  gaoqiaoのブログ-茨城空港

11時より搭乗手続き開始、「本日満席」と早くも中国人が
並び始める。いきなり前に並んだ中国人女性が「重量オーバー
だから荷物を一つ預かってくれませんか」
と、厚かましい申し出。
わたしの荷物が少ないと見て、無料オーバー分の金額を浮かせようとの
魂胆、怪しい荷物で引っかかったらアウトになるため、丁重にお断り
手荷物検査は出国する中国人、不慣れな日本人高齢観光客で混乱しながら
1時間前に機内に、13:20定刻に離陸。飛行時間約3時間20分の
時差1時間で現地時間15:40に上海浦東(プートン)に到着。

早速、地下鉄乗り場前のATMで中国元を入手、地下鉄に無事乗車。
空港始発駅で座っている発車を待っていると、突然大きな歌声が、
ヘッドホンマイクにスピーカーを抱えた盲人がカラオケを
歌いながら物もらいを始める、新手の”ハイテク乞食”の登場、
いきなりの熱烈歓迎で「現場@中国」が始まる。
若いお兄ちゃんのビラ配りが無造作,強制的に「上海1日周遊」
ビラを渡し行く。隣のオバサン、向かい席のオジサンが
大声で電話を始める。上海中心街の乗り換え駅・南京東路まで約1時間、
車内は喧噪の中でほぼ満員、乗り換えは降りられず、一駅乗り過ごし引き返す。
この乗り換えが大混乱、延々と通路は長く人は多い、やっと着いた電車は
ほぼ満員の乗客が同時乗り降り、「先下後上」とルールが路上に書いてあるが
守っていたら乗れない
かき分けて乗車、すかさず空席に着席して約40分、目的地・伊犁路駅に到着。
日本領事館のある虹橋付近で中心街がらはずれ、やや閑散。
ほっとして友人と電話連絡、邂逅、予約してもらったホテルにチェックイン。
もう午後8時、我が家から約12時間の第一日でした。
…初日はバタバタで写真を撮る余力なし・・・。

<第二日>10月12日(金)
午前5時、地下鉄伊犁路駅に厦門フライトは7:05。
入口のシャッターは閉まっている。となりの工事現場の
オジサンに「地下鉄は何時から?」「5時半開門」。
シャッターが開き、切符を買ってホームに、駅員さんに
「飛行場駅に行きたい?」「6時40分が始発だよ」・・・。
とても間に合わない、「切符代の4元を返して!」とせこく交渉。
珍しく、返金に応じてくれる。地上にもどりタクシーを探す。
朝早いため道路がガラガラ、タクシーも走っていない。
飛行場方向に歩くこと10分、前から来たタクシーをUターンで
止める、「飛行場まで」と乗り込んでから告げる。「第一か、
第二か??」「うーん、春秋航空で厦門に」「じゃー、第一だ」と
運転手。幸い乗車拒否されず空港に横付け6:00。チェックインは
長蛇の列、手荷物検査はさらに混乱、朝早くから人出は多い。
厦門行きは30分前定刻搭乗、空港バスで延々と機内まで移動、
春秋航空は格安のため?空港のはずれに駐機のようだ・・・。

フライト時間1時間半、福岡から南に台湾高雄付近まで下がった
ことになり日差しは真夏、6年近く住んだ勝手知ったる空港に到着。
コーヒーが飲みたくで構内のケンタッキーに、朝食メニューの
卵巻きお粥セット」を注文、お粥とコーヒーでウィンナー入り油条の
卵焼き巻きと流し込んで朝食。

gaoqiaoのブログ-朝食はお粥  
とにかく暑い、店内の隅の席でコッソリ
半袖に着替え、市内バス乗り場にむかう。バス乗り場、バスのくる気配は
まったくない。掃除のオバサンに「市内バスは?」「ここをまっすぐ行って
右に」、空港玄関前が工事中でバス乗り場は遥かかなたに仮設移動のようだ。

gaoqiaoのブログ-空港前は工事中  gaoqiaoのブログ-バス停は路線表示

やっと空港前バス停をみつけて、予約したホテル行きバスをさがす。中国の
バス停は路線No.と経路沿線のバス停地名が列記されて、わかり易い。
目指すバスが来て乗車、中国のバス運転手は急発進急停車がサービス
思い込んでいるようで、足を踏ん張りどこかにシッカリ捕まっていないと
体ごと吹っ飛ばされるため要注意。座席に座り、窓枠を確保して構える。
満員のバスは、市内をぐるぐる廻りながら30分、やっと目的地に到着。
3年前まで住んでいたビルの隣の予約したホテルに無事チェックイン。

10年前の初代通訳・小陳に電話、「11:45に”上海書城”のまえで」と
昼食の約束。着替えて懐かしい街並み歩くこと40分、離れてから3年
多くの店が入れ替わっている。南国の日差しは強いが並木道が整備され
ており木陰を縫って歩く。久しぶりの通訳さんと昼食、つでに上海の
明後日2泊のホテルを電話予約してもらう。

午後3時、一眠りしてからジョギング姿に着替えバスで「会展中心」に
移動、台湾領金門島を望む海辺のコンベンション施設で、厦門マラソンの
スタートゴール地点でもある。環島路という海沿いの道路が公園状に
整備されて散歩、自転車、ジョギングと人出の多い海浜公園。
海沿いに10キロほどユックリ走ると午後5時をまわる、厦門大学南門
バス停でバスに、夕暮れラッシュの市街地は大渋滞で市中引き回しの
1時間半でホテルに帰着。

携帯電話に現地会社の先輩から「8時半に美麗華の日本人スナックに」と
お招きが。あわててマックで夕食を詰め込んで合流、厦門の夜に。

<第三日>10月13日(土)

厦門は一周約40キロの島で、ほぼ猪苗代湖と同じくらい
時計文字盤の「12時」の位置に空港(厦門高崎)があり、
昨日は「3.5」の国際会議展覧中心から時計回りに赤線の
約10キロを走った。今日は中心にあるホテルから青線の
反時計回りで「8」にむかい「3.5」まで約28キロを走る。

gaoqiaoのブログ-厦門島
厦門島
一部が厦門マラソン(平成25年1月5日)の復路に相当する。
午前6時30分、やや涼しい時間にスタート、10年前に初めて
走った湖沿いの湖濱北路から湖の中州(白鷺洲公園)を

gaoqiaoのブログ-湖濱北路  gaoqiaoのブログ-湖濱北路歩道
<湖濱北路>                  <湖濱北路歩道>
横切り鷺江賓館のある島の西岸「8時」でもう9時近い、
まだゴールまで16キロ、少しペースを上げなければ目標の
11時が無理になる。厦門大学付近の路地に入る、工事中だ
gaoqiaoのブログ-白鷺洲公園から  gaoqiaoのブログ-厦門大学本館
<白鷺洲公園>                <厦門大学>
迂回路を抜けて大学の校舎を左に南門まで、昨日の10キロ
地点だ。ここから海外沿いの環島路だ。整備された公園沿いに
昨日の逆コースをたどる、二人乗り自転車が追い越してゆく。
男女ペアに交じって女性二人組も、中国では女性ペア?も多い。

gaoqiaoのブログ-一国両制看板    
<「一国両制統一中国」の大看板>      <多くのマラソンランナーの像>
台湾領金門地島を望む地点には「一国両制統一中国」の大看板
あり、多くの観光客がバスや車で来ている。最後の1キロは
多くのマラソンランナーの像があり、懸命に並走、追い越しながら
11時30分ゴール。バス停でホテル行きバスを探すが、昼休み?の
せいか、なかなか発車しない。午後1時やっとホテル近くに帰着、
以前住んだアパート近くで三菜弁当を調達、ホテルで昼食。

gaoqiaoのブログ-昼食三菜弁当  gaoqiaoのブログ-屋台の二品小菜
<昼食・三菜弁当>              <夕食・二品小菜>


3時まで休憩、市中引き回しバスで買い物に、繁華街中山路
先ほどの鷺江賓館のある島の西岸に。ん、かって預金通帳に
プリントした交通銀行の支店は工事中でレストランに改装?。
行きつけの路地裏DVD店、馴染みのオバサン「永いこと
見なかった帰国したのか」と。立って無数にあるDVDを
みていると「椅子に座れ」「バックはここに」と椅子を
用意する。偽物DVD3枚買いバスで帰路に、またまた夕方の
大渋滞、疲れ果てて戻り夕食に蒜泥白肉」の店・巴蜀美食
探すが見つからない、あきらめて路上の屋台に「東北餃」の看板が
あり一皿、となりの台湾小菜でチキンフライを辛めで注文、
コンビニで青島ビールを2缶、ホテルに帰って夕食。
「東北餅」は日本風の焼き餃子でした。

蒜泥白肉は、ゆで豚の薄切りに、にんにくのきいたソースの
辛くてさっぱりした前菜)で厦門で夕食によく食べた。