今回は千葉県いすみ市の夷隅川河口に流れる三軒屋川での釣り体験についてまとめます。

駐車場がすぐ横にあり軽い装備で楽しめるので、釣り初心者やファミリーで楽しみたい方にもぴったり。

ただし、遊漁券が必要なのでご注意を!

 

 

 


▼アクセス:128号から和泉浦駐車場へ

まず場所ですが、国道128号線から和泉浦駐車場へと向かう田んぼ道を通ります。

  • 看板などは特に出ていないので、Googleマップで事前確認は必須です。

  • 道幅は途中まで広めですが、青丸部分は車1台しか通れない細道が続くので要注意。

  • 駐車場は広々としているため、満車の心配はほぼない

  • きれいなトイレあり。長時間滞在も安心です。

 
 

▼風の影響が大きい釣り場

三軒屋川は海が近いため、常に風が吹いています
風速6mを超えるとまともに釣りにならないので、私は天気予報アプリで「岬町和泉」の様子をチェックしてから出発しています。

 

 

 


▼「川」と言っても実態は…?

三軒屋「川」と言っても、実際は川の形をした水たまりのような汽水域
潮の影響をかなり強く受けます。

● 干潮

  • 川の半分ほどが干上がる

  • 狙うポイントが絞りやすくて個人的には釣りやすい

 

● 満潮

  • 全域が水に沈む

  • ただし、干潮時に干上がっていた部分は満潮になってもかなり浅い


 

● 潮の満ち引きと川の流れの関係

  満潮→干潮では上流→下流に、
  干潮→満潮では下流→上流に水が流れます。
 
 
ちなみに潮の満ち引きについては「タイドグラフBI」というアプリを使って確認するのがお手軽です。
「日在海岸」の満ち引きが、ほぼ三軒屋川の満ち引きと一致しています。
 
 

▼【重要】遊漁券が必要です!

三軒屋川は夷隅川水系に属しているため、漁協が管理する遊漁区域になります。
つまり、雑魚釣り用の遊漁券が必要です。(※漁協にも確認済み)

● 購入場所など

  • 大多喜町新丁の「フィッシングパーク」跡地

  • 申請用紙に「名前」「住所」などを記入するだけで即時発行。

  • 顔写真などは不要

  • 1日券440円、1年券4400円

  • 土日は休業しているので、平日に訪れる必要あり

これを知らずに釣ってしまうと、最悪の場合「密漁」扱いになってしまう可能性もあるので、絶対に遊漁券を準備しましょう。

 


▼釣れる魚と、私の釣果

ネットで他の釣り人の釣果を調べた結果、この川で釣れるとされている魚種は以下のとおり:

  • ハゼ

  • チヌ(クロダイ)

  • シーバス(スズキ)

  • マゴチ

  • メッキ

 

私自身は、これまで2025年の5月~8月にかけて4回釣行しており、結果は……

 

・マゴチ5匹

 

・メッキ1匹!

 

ただ、夷隅川本流を挟んで反対側にある河口干潟ではキビレ、ヒラメ、イシモチ、セイゴなどの釣果報告もあるので、こちら側でもそれらが釣れる可能性はあると思います。

 

 


▼使用しているタックル

私が使っているのはこんな感じの軽装備:

  • ウルトラライトロッド

  • スピニングリール:1000番(シャロースプール)

  • ナイロンライン1号

  • ルアーは1~5gのスプーン系をローテーション

 

 

川幅自体は広いものの、水深があるのは手前の4~5mだけなので、遠投する必要はまったくありません。

 

 

特にマゴチを狙う場合は、2~3m先の深いところにルアーを落としてズルズル底引きしていれば釣れます。

 

マゴチを釣るぶんには上記の装備で全く問題ありませんでしたが、チヌがかかる可能性を考慮するともうワンランク上の装備の方が安全かとは思います。

 

あと、マゴチはトゲが凄いのでガーグリップと針外しは必須です。

私は最初知らずに手で掴んだらトゲがぶっ刺さりましたのでご注意を!

 

 

 

 


▼まとめ:気軽に楽しめる釣り場

三軒屋川は、夷隅川河口にある汽水域の釣り場です。
遊漁券が必要な点や風の影響、干満による水位の変化など注意点はありますが、

  • 駐車場のすぐ横なので気軽に釣れる

  • ライトゲームで多彩な魚種が狙える

  • 底を意識した釣りでマゴチなどがヒットする可能性あり

といった魅力のある穴場です。
気軽に釣りを楽しみたい人に、ぜひおすすめしたい場所です。