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フォックストロット型潜水艦

 

               (Wikipediaより)

 

1962年、10月27日、キューバ危機の最中、ソ連海軍のフォックストロット型潜水艦B-59がアメリカ海軍に捕捉される。同艦は核魚雷を搭載。

 

 

ヴァシーリィ・アルヒーポフ Vasili Alexandrovich Arkhipov/Василий Александрович Архипов   彼は中佐としてそのB-59に乗艦。

 

 

公海であるにも関わらず、米艦隊は演習用爆雷を投下、B-59強制浮上を試みる。B-59の方は爆雷から逃れるため、深度を下げて航行したため、情報が遮断された状況に。乗員には米ソが開戦したのか否かを知ることは不可能。B-59艦長バレンティン・サビツスキーは、すでに両国が開戦したと判断し、核魚雷の発射を企図した。けれど……

 

 

核魚雷の発射には乗艦する三人の士官の承認が必要で、副艦長であったアルヒーポフだけがその承認を拒否した……アメリカ海軍への核魚雷の発射を防いだわけです。この事実は、2002年に初めて公になったのでした。

 

 

金之助、此の事をつい最近、13歳男子生徒から教わりました。(._.)

 

 

ヴァシーリィ・アルヒーポフ氏……アメリカとソ連との戦争に向けて、最緊張状態の中、それを回避した一番の功労者と言ってもよいのでは?と感じます。有力な情報の無い中で冷静に、正しい選択をした……世の中では当時のアメリカ政府の判断を讃えているようですが、それが成り立ったのもこうして誤ったアクシデントが起こらなかったが為。

 

 

おそらくはこのような、多く語られない影の功労者が今までの人間の歴史の中に数多おられての「今」があると思います。残念なことに、混沌とした世の中になってしまってはいますが……

 

 

その「今」を生かされている私たちは……こうして在れることに感謝しつつ……

 

 

実は大変な危機にあること(地球の)を認識し……一人一人が関心を持って……

 

 

各々の内面と向き合いつつ、繋がりある周りのヒトビトへの配慮も心の隅に常に置き、地球上に活かされているすべての命の明るい未来の為には何が正しい選択であるのかを真剣に考えて生きていくことが大切なのではないかな……と、感じた次第であります……

 

 

 

国境を越えた、人種を超えた、人と他の生き物を超えた、全ては地球の為の正しい選択

 

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