さて、今回は、世界中で愛されているホースシュー、馬蹄についてもっとくわしくお話しましょう。
日本では、チャームをつけるときに、馬蹄が上向きと下向きになる、二通りのパターンを見かけると思います
時には、上向きでないと意味がない、下向きではなければいけない、そんな議論が交わされることも。
まず、わたしの結論からいうと、向きはまるきり問題ではありません。
なぜなら、馬蹄が幸運のモチーフとなったいわれが、それぞれ違うからです。
前回お話したように、ヨーロッパでは下向きが多いのですが、
それは、向きに意味があるのではなく、馬蹄が黄金であった、ということと、馬蹄が魔除けになったという伝説から幸せのモチーフとなったので、そのまま下向きとなっています
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かたやアメリカや風水などで、馬蹄が幸運の招く、といわれているのは、そのデザインからです。
アルファベットのユーUの形である馬蹄が、上を向いていると、持ち主が幸せをキャッチする、という意味があります。
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そのため、上向きのデザインが定番だと思っているかたは、まれに、
「下を向いている馬蹄は、幸せをこばすから、いけない」と言うこともあります。
そんな発言を聞くと、なんて後ろ向きなかたなのだろう、と思ってしまいます。
上向きであろうが、下向きであろうが、それぞれ、大昔から、誰かが自分や家族の幸せを願って持っていたものです。
肝心なことは、自分がどちらのデザインを持ちたいか、です。
そして、幸せとは、心の持ちようが上向きな人にこそ降りかかってくるのです。
あなたは、どちらを選びますか?
また明日☆ミ
マリア ダリ