「エッセイ」
というものを、実はあまり読んだことがない。
あまり読んだことはないが、
どんな教科書より勉強になる本なのではないか、ということを、なんとなく思っていた。
特に、「自伝的エッセイ」というものはものすごく勉強になるような気がしていた。
私は、本を読むのが苦手だ。
特に小説は苦手だ。
今までで飽きずに読めた小説は、、、
小学生の時に読んだ児童文学・岡田淳さんの本。
図書室にあった岡田さんの本は全て読み漁った。特に『二分間の冒険』は最高に好きな本だった。
それから、
当時の自分には分厚かったにも関わらず最後まで読めた、ハリー・ポッター シリーズ。
読んだのは、炎のゴブレットまでだが。
それくらいなものだ。
つまり、高校生くらいで小説を読むことをやめていた。いや、ほとんど「諦めていた」と言ってもいい。
本を買って読むのだが、気が付いたら、途中で読むのをやめているのだ。というか、気が付くと本を読んでいた事を忘れていたりする。
お話に引き込まれないとなかなか読めないのかもしれない。
大学生の頃、夢野久作さんの『ドグラ・マグラ』を貰ったので読んでみたのだが、とにかく話が進まず、目の前の出来事が事細かに描写されていくだけと感じ、数ページで読むのを諦めた。
そういえば、あれも大学生の時だったか、森見登美彦さんの『四畳半神話大系』はお話の先が気になってさらっと読めた記憶が!
読める本と読めない本とあるけど、最後まで読めない本が多い。
話題の本だから、と買った新書も、途中で読むのをやめる事がほとんど。
どんな本が最後まで読めるかと言えば、「知りたいことが書いてある」という事に尽きる。
何らかの形で“知りたい事”が生まれ、それを読むことによって“知る事ができる”ということ。
例えば、“二分間の冒険”とは一体どのような冒険なのだろうか、ハリーはどうやってこの状況を乗り越えて行くのだろうか。
「エッセイ」は誰かに体験談を聞くのと同じ感覚だ。
特に「自伝的エッセイ」は要はその人が人生の中で経験してきたこと。その人がどうして今ここにこうして在るのだろうか、ということの一部だ。
人には様々な経験があって、私は全然経験していないと思うし、様々な事情があって、様々な人間関係や環境がある。
そしてそれは、私の想像もできない事だったりする。
この人という人は一体どんな風にして生きてきたのだろうか。
それはとても知りたい。
しかし、人に対して深く立ち入ることが私はとても苦手だ。
ここ最近やっとそういう話を聞いたりすることがあって、正直、人の話は驚く事ばかりだったりする。
私はなんて平凡な安息の日々を過ごしているのだろうか、、、と思ったりする。
いや、物凄くこれは幸せな事なのだけれども。
しかし、幸せでコンチクショーのバネが弱いのかなと思うと、なんだか悔しい気持ちにもなる。
やはり隣の芝生は青く見えるのかな~。
なんだか、自分の人生と人の人生を比べて、ネガティブばっかになりそうで、それで今ままであまり読もうとしなかったのかもしれない。
昨日しょこたんのエッセイが出たというので早速購入した!
そしてそのまま家に帰って1時間45分ほどかけて一気に読んでしまった。(これくらいで読めると嬉しいなぁ)
うーむ、なんだか面白いし、なるほどと思うな、「自伝的エッセイ」というジャンル。
この本は、家族の話が主だったけど、それはそれで面白かった。
他の本も読んでみよう!と思ったのであった!

内田りりこ 

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