久しぶりに元々の管理者である高島が今回は書きます。
ダリのヴィジュアルからは少し堅くるしい内容にどうしてもなってしまう。。
うめだ阪急 #playkimono 3月31日17時30分〜
師匠の吉澤暁子とトークイベントおよび吉澤による早替えを公開しつつのダリのキュートなモデル達のお着物ショーを開催致します。
ちなみに私のお師匠さま。。超絶可愛いです。
そしてオーラ半端ないです。
今回のショーのコンセプトは
ヴィジュアルで魅せる です。
あくまで私は裏方であり仕上がりでご判断頂くことをスタンスとしてきました。
(決して前に出るのが怖いとかではない。。ない。。たぶん)
さておき、私が思う#playkimonoというイベントについて
私個人としても着物業界に既に携わる人だけでなく、ターゲット層を広げ沢山のお客様に興味を持って 頂く事を視野に入れたイベントを目指したく思います。
凡庸な表現になりますが、ただ着るものとしての選択肢の一つとし、ファッションの表現の一つとし、自由に楽しく品良くを前提としてた着物スタイルの提案、そしてそこに留まらず無限の可能性を見出して頂けるようなものを展開する事はダリの立ち上げた時からの方針でもあり、しっかりとお客様の心を掴み、次に繋げ、ここから着物を着たい、楽しみたい、習いたいと思う人が少しでも増えて欲しいという着物に携わる者が常にもつ願いを込め
師匠である吉澤暁子の完成度の高い美しい着姿と
ダリの技術とスタイルングをヴィジュアルとしてわかりやすく見せる、魅せるをテーマに視覚に訴え心に刻む内容にしたいと思います。
師と仰ぐ吉澤に今回お願いした一番の目的について。
私にとって師匠の着付の技術は一流、センスや感性は粋。洗練され徹底して美しく見習うべき一面は技術の枠を超え人間性や生き方のスタンスにまで及びます。
「利休にたずねよ」という小説で表現された千利休の持つストイックさや、有吉佐和子さんの「華香」の主人公の持つ母性的でありなら抱擁力のある一面に通ずるなど、どのベクトルに関しても突出した吉澤の多面性に触れる度、胸を打たれます。
着物や着物に携わる者を狭い枠で捉えず、後に続く者達の育成や文化の向上や世界に向けての在り方にまで及ぶ思想の断片を垣間見た際に、美意識や仕事のスタンスや生き方のどれをとっても本物であり、弟子と呼ばれるに恥じない道を自分も模索しなくてはといった緊張感を常に感じます。
ダリでお着物スタイルを展開していく中で芽生えた思い、ファストファッションも自由な着こなしもあって然り、一方で良いものを見る目、良いものが評価される時代、本物や品格が浸透した世界で自由に選択ができるファッション文化としてのお着物の世界を確率したいという願いと希望が常に高島の根底にはあります。
いわば90年代、ハイファッションとストリートファションの双方が勢いのあった時代を彷彿させる新しい着物文化向上を夢見た時、
上質、本物、の代表である吉澤の存在は圧倒的で、ダリの世界観と吉澤暁子とのコラボレーションにはその足掛かりや希望が籠められてると信じております。
また私ごとではありますが
古き良き物、カジュアルであっても上質本物に拘りこの仕事を始めたきっかけでもある私の母が、祖母との思い出の詰まったうめだ阪急さんという素晴らしい舞台で師匠とご一緒できる姿を見せたいといった思いもありつつ。有難いお話であります。
今回のイベントでどれくらいの人にお逢いできるかはわかりませんが
キラキラとした魔法のようなお時間を皆さまに提供できるように
私たちも手を抜かず素敵なものをお披露目できるよう頑張りますので
どうか脚を運んでいただけたらと思います。
高島衣代
本当可愛い↓
でもやっぱりお仕事してるとこがいいなぁ。
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