急げ!!! ヤングアニマル、ベルセルク最終メモリアル号発売中!!!  ベルセルクの今後は? | 令和元年、今さらダークソウル3ブログ(常に工事中)

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 2021年の今年、個人的に一番ショックを受けたニュースは、『ベルセルク』の作者、三浦健太郎さんの訃報(5月6日逝去)です。謹んで、ご冥福をお祈りいたします。

 

 それで、現在、ヤングアニマル『ベルセルクメモリアル号』が発売中です。掲載されている364話は三浦健太郎先生の最後の執筆原稿ということなので、ファンの方はお見逃しなく。カラーグラビアページがあり、「特別寄稿メッセージ小冊子」と「ポスター」が付録について定価が490円です。が、Amazonではすでにプレミアム価格の値がついてるのもあります。なるべく本屋さんで定価で買いましょう。
 

 

 

 

 別冊の付録の小冊子は、三浦先生と交友のあった方々のメッセージやエピソードを綴ったもの。今までベルセルクの漫画の方にしか興味がなく、作者の三浦先生のことを何も知らなかったのですが、ご友人たちの話を読み、三浦先生の人柄がよくわかりました。すっごくいい人だったんですね。だから関係者の皆様の悲しみの大きさが伝わって来ます。

 

 12月24日に最終巻? となるかわかりませんが、『ベルセルク』41巻が発売予定です。同時にキャンバスアート&ドラマCDのついた特装版が発売されるので、もう迷わず特装版を予約しました。時期を逸すると転売ヤーに買い占められるので、こちらも欲しい人は早めに予約したほうがいいです。

 

 

 

 この『ベルセルク』という漫画を読んだことのない人も多いとは思います。正直に言ってかなりグロいシーンもあるので、万人にはおすすめしませんが、個人的には大好きな作品です。私は作者の三浦先生とはほぼ同年代。子供の頃から読んだ漫画は同じだと思うので、なんとなく三浦先生がベルセルクで表現したかったものがわかる気がします。

 『北斗の拳』超えを目指したような圧巻の戦闘シーン、その対局として少女漫画のヒロインに勝負を挑むようなグリフィスに見る美の形。三浦先生が考える究極の表現をずっと追い求めて進化させて来たのがわかる。もちろん、ストーリーも精神世界の深い部分にも読み応えがある。

 だから作者亡き今後は、ここまでの三浦先生の絵だけそっくり真似ての続編は無理だと思う。たぶん本物ではない違和感がでる。某誌の某漫画のように。

 

 ただ、三浦先生がラストに至るまでの筋書きを残していたならば、その想いを引き継いで完結まで連載を再開するということは自然だと思う。この漫画は、まだ数多くの謎を残したままなので、読者としても続きが読めるなら読みたいし、三浦先生もそう望むのではないだろうか。

 

 もし、最終章、これまでの伏線を回収しつつ、ラストまで違和感のない話を固められるなら、話が長くなってもいいので、プロにきちっとした脚本を作ってもらい、漫画部分は他の漫画家さんに頼めばいいと思う。おおまかなキャラの風采は踏襲してもらいつつ、その本人さんの絵で自由に描いてもらったらいいのでは。個人的には『北斗の拳』の原哲夫さんしかいないと思う。まあ、そんなことが実現するとは思えないけど、そうなったら凄いことになるね。

 

 

 

 あと、そうそうPS4の『ベルセルク無双』というゲームも出てたんだよね。無双ゲーはスルーしてきたので買ってなかったけど、今回メルカリで買いました。なんていうか、買わざるを得ない衝動がありました。買って数ヶ月、まだ一度もやらずに積んでますけど。PSストアでもダウンロード版売ってますが、今日見たら8580円もしてます。5年前のゲームなのにいい値段つけてますね。

 

 

 

 

 

 ヤングアニマル編集部の発表として、『ベルセルク』の今後については未定ということです。でも、こうも書いてます。

 

「一つだけ言えること、それは共に『ベルセルク』を作ってきたヤングアニマルとして、何より「三浦先生だったらどう思うか」という事を第一に考えていければと思っております」

 

 これはちょっと嬉しい何かがありそうな言葉ですね。待たされるのには慣れてますので、どうぞじっくり今後の展開を考えてもらって、また『ベルセルク』に会える日をお待ちしています。たぶん、天国から三浦先生も笑顔を持って展開を見守っていることでしょう。