昨日観に行く

いや〜凄い今ツイッターで凄い話題になる映画ですね。

『未来のミライ』を地平に飛ばすだけの凄みがある!

ちなみに今年のSF大会で「『若おかみは小学生!』が面白そうだ!」と言ったらタイトル聞いたSFファンに幼稚扱いされたのですがまさか映画秘宝の田野辺尚人さんが観なければいけない映画になってバカにした連中は恥ずかしいだろうな(笑)

何でもそうだけど最初に変なモノ見た時は決してバカにしないようにプリキュアも最初オアニメ・ファンにバカにされてたしね。

さて兎に角圧倒的なのは作画ですね。

ジブリやマッドハウスで名アニメーターとして活躍した高坂希太郎さんがアニメーターならではの圧倒的作画で映画テクニックを盛り込んでます。

ワンカット・ワンショットの長回しや人物を俯瞰して取っるショットやグローリー・水領の温泉に湯船に浸かり圧倒的大人の色気を出すシーンや最後のクライマックスの360度パンのシーンは恐らくブライアン・デ・パルマの手法だ!

これはアニメーターならではのアニメで作画をどう魅せるかに自覚的だからこそ撮れてカットを切って演出し編集して出来るシーンで何よりも作画力がないと出来ないカットだ!

後は気になるのはおっこがグローリー・水領に連れられて買い物に行きトラウマのフラッシュバックに恐れるシーンや買い物ミュージカル・シーンはこれも恐らくエドガー・ライトの演出だ! 

 

この映画の構想でパンフで藤津亮太氏の高坂希太郎インタビューで面白いのはおっこの両親の描写が高坂希太郎さんの実体験でそれでこのオリジナル・ストーリー思いついたのだから相当な作家性が出てる。

まぁ細田守監督の『未来のミライ』が世間的にはメジャーなのに赤字で大不評対して『若おかみは小学生!』がマイナーで初動では赤字なのだが徐々にファンを増やしてる……まぁ人事が塞翁が馬ですね

後,今年の毎日コンクールのアニメ部門は確実にこの作品でしょうね