北朝鮮の指導者が史上初めて韓国側に入り、南北首脳会談が行われました。
日本側の視点で見るといろいろと言いたくなりますが、歴史的瞬間なのは間違いないでしょう。
笑顔で軍事境界線上で固く握手を交わしたシーンは、この会談のハイライトになりましたね。
この後に行われる米朝会談がメインなのは間違いありませんが、韓国の文在寅大統領の方向性が偏っていますから、このまま平和への道のような演出をされると、韓国の保守層にとってはたまらないでしょうね。
実際、露骨な報道圧力ともとれるやり方や、ネットへの書き込みを操作したという疑惑もあるようです。
そして北朝鮮の一般の人々は、今も貧困に苦しんでいることに変わりありません。
この状況を蔑ろにして、政治的な平和の演出を嬉々として報道する日本のマスコミ。
今日も安定のエゴが溢れる平和論ですね。
期待できそうなことは、金正恩委員長の若さ溢れるウルトラCな大胆転換。
非核化など現実的ではないかもしれませんが、拉致問題については前の世代のやったことですから、前向きに動いてくれませんかね。
国内には情報を流さない訳ですから、問題ない気がするのですが。
韓国に対して特別な感情はありませんが、それでも自国を懸命に守ろうとする方々には敬意を示すのは当然のことですから、今の作為的に流れている韓国の状況は気になります。
しかし、あのロウソクデモから感情で一気に流されていった大統領選が、今の状況にしたのは確かです。
そして米朝会談が決裂した場合、米国が北朝鮮を攻撃する可能性を伝えたという報道も出ています。
私達が学ぶべきことは、前時代的なデモの様なもので物事を変えることは間違っていること、誰が政治をしても一緒というような論調が愚かだということ、この辺の理解をもっと拡げねばなりません。。
考えましょう。
本日はこの辺で。