「多様性の強さ」
生活していると、ふとあるフレーズが浮かんできて、
消えなくなることがあります。
おそらく、頭の中で新聞やテレビや本などの
ばらばらな情報が無意識のうちに整理されて、
ぽっと答えが出る瞬間なのでしょう。
それで昨日、眠っているときにふと思いうかんだのが
表題の「挽回の世代」という言葉です。
これは、僕の親の世代が「団塊の世代」と
呼ばれていることをもじって作った僕の造語です。
最近、年金問題や自己破産の増大、企業の不祥事など、
今まで日本を支え続けてきたシステムやモラルと
いったものがほころびを見せています。
出生率も僕の世代をピークに下がる一方だし。
そもそも学校教育など子供を取り巻く環境に
目を向けると陰鬱な事件ばかりで子供を持つ
気も失せます。
日本は景気がどうこういうよりも、
もっと深刻な病気に冒されているようです。
税金も社会保険料も上がる一方だし、
それでいて僕らの世代は将来払った分すら
貰えない可能性が高い。
そして、ここ何年かでいよいよ「団塊の世代」
が引退を迎えます。
ますます、年金行政は困難さを極め、
税金は上がり、国は活力を失うでしょう。
もらう人が増え、払う人が少なくなる
のですから当然です。
その中でも、人口の比較的多い僕らの世代
(20代後半から30代くらいの人たち)は、
ねらい打ちであらゆる負担がこれからも増えるでしょう。
僕らの世代は悲しき最後の砦なのです。
これまで、僕らの世代は数が多いにも関わらず、
その特徴を表す言葉がありませんでした。
昔と違って、価値観が様々なので
ひとくくりにできないと言うのもあるでしょう。
でも、僕はあえて名付けます。
僕らは「挽回の世代」だと。
それは新しいライフスタイルを生み出し、
今までと違った思想で新しい価値観のもと
幸福に生きることです。
「年収300万円の幸福」を目指すもいいでしょう。
いっそのこと大金持ちになって贅沢の極みを尽くすのもいい。
離島や田舎や外国に移り住むのもいいでしょう。
オトコが育児休暇とっても良い。結婚する自由、しない自由も
尊重する。堀江さんや藤田さんのように古い権力と戦って、
閉塞感をうち破り、新しい価値観を示すのも良いでしょう。
僕たちの何よりの強みは、「多様性」ですから。
景気の善し悪しでない、お金の有無でない、
それにとらわれない自分にあった価値観・人生観
を持つこと。
そして、失ってしまっている将来への希望、
心の温かさを一人一人がとり戻す。
それが、「挽回の世代」のキーワードです。