去年の今頃 女優アンジェリカ ジョリー監督で
上映されたこの映画、
反日とか騒いでたけれど
その後の 実在した主人公 ルイス ザンペリー二の
実録映画が
TVで ドキュメンタリーとして放映され 夫と見ました。
感激しましたので ご報告。
簡単に この去年の映画の方は
ルイス ザンペリーニさんの体験をもとにした
戦争中の物語。
ある意味 戦争捕虜になった方々は
皆さん 同じような体験されたと思いますが。
第2次世界大戦で
アメリカ軍兵隊として乗っていた飛行機を
日本軍に 爆撃され47日間
太平洋を漂流し 助けられた日本軍によって
2年間 日本で戦争捕虜になった アメリカ オリンピック選手の
物語です。日本語で説明
映画は 色々な苦難の結果 アメリカに戻ってくるところで
終わるのですが(私は 映画の方は 実際は見ていないの)
その後の彼は
それ以上にすごい体験をしていたんですよ。
こちらの方が
人間の生きざま、心の葛藤物語として優れてます
と 思いました。
ドキュメンタリーは 彼がアメリカに戻ってきてから始まります。
映画のほうは戻ってきたところで終わり。
彼は 戦争捕虜で生き抜いた英雄として
Tvや ラジオ出演、そのあと結婚し子供をもうけます。
けれど
オリンピック選手として 活躍したころが忘れられず
また 陸上のトレーニングを開始、次のオリンピックを目指すも
捕虜のときに 日本の軍人から受けた怪我が悪化のために
断念。
その後 毎日毎晩 酒におぼれ ほとんど
彼を 殴りつけ 虐待した日本人軍人を
恨み すべて日本へ行って 彼への復讐のために
生きることを決心。
酒におぼれ 毎日を 飲んだくれ、
自分を殴った日本人 渡辺看守を
殺すことだけが頭にある日々。
そんな夫をみて
とある キリスト教の教えの集まりに
参加した妻が
今度は 夫にも参加、牧師の説教を
聞くことを勧めます。
妻の勧めで ビリーグラハム宣教師の 集会に 出向きます。
まともな クリスチャンの集会ですが
そこから 徐々に神の教えに目覚めた彼は
何年も
日本人への恨み 苦しみ そして
自分を虐待した日本人看守を殺すこと、
毎晩のように悪夢にうなされていた毎日。
そんな日々から
徐々に 彼らを 日本人を 許すことに
心が変わっていきます。
この辺は たぶん
クリスチャンの宣伝になってしまうのですが
憎しみでなく 相手を許すこと
自分をいじめた相手へも 愛をささげること
そのことによって
自分自身も救われるという 心の葛藤が描かれます。
結果
数年後
教会の宣教グループの一員として
日本にも来日。
以前 自分が 捕虜として 暮らしていた場所にも
行き 生存しているその当時の
日本人兵隊にも 再会。
そして 捕虜だった時に 自分をいじめた
渡辺将校に 再会を求めますが 彼はから返事は来ませんでした。
再度 ルイスさん が81歳の時 来日。
1989年に開かれた長野オリンピックで
彼は 自分が収容されていた場所から
オリンピック聖火をもって リレーにも参加。
ルイスさんは 91歳まで 生きながらえ
クリスチャンの 教え 過去への憎しみからは
何も生まれないことを 教えて回ったそうです。
47日間も 海で漂流しながら 彼が
神に 自分を助けてくれたら どんな 償いもします
と誓ったことを 神は覚えてくれた
だから 今度は自分が 助けを必要とする人々に
神に代わって手を差し伸べる
と 彼は言うのですが
神の話は 別としても ルイスさんの人世は
本当に 上映された映画以上の 波乱万丈な人生だったと思います。
彼は この教会の一員として
色々な活動に参加、主に虐待した、された人々の更生に
一生を捧げました。
そして 今 過去の問題を 再発、ねつ造して
怒り狂っている
お隣の国、彼らも クリスチャン多いんですが、、、
なんという違いでしょう
改めて 憎しみからは 何も生まれないだけか
結果すべてを失うと 、、、、
渡辺氏のインタビューを張り付けます。
生後 5日目
1匹は 死んでしまいましたが
3匹の
まるで ヒレカツ フィレのような子犬たち
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