-業務通知-
マネージャー:大将(初登場)がマネージャーから一般バイトへと戻ります。
それにあたり来月より、キヨを中番の主軸としてフロント面の強化を計る。
これまで以上に、しっかりと各々のうんたらかんたら
と言う通知を見て唖然としたユイさん
いやだってねぇ・・・?キヨ君はもともと清掃としてお仕事してたのよ?
それがなんでまた、降格された大将の代わりにフロントしなきゃいけないわけっていう?
まずここで先に大将の説明をしておこう。
彼は古株バイトで、主任とかの役職はなかったものの支配人交代した時にマネージャーとして正社員雇用されたのである。
しかしまぁ、支配人との折り合いが悪く(?)しょっちゅう支配人に怒鳴られていた。
あと、最大の問題は古株なだけで仕事が本当にできない人間だったからだろう。
しかし、私は大将とは接点も少なかったし、そんな事は知らなかったんだけども。
また、支配人に対象が怒鳴られてたとかってのは、業務引継ぎと一緒に引き継がれていたので知ってはいた。
支配人がキレるのは日常茶飯事なので、かわいそうになーと思ってはいた。
だけど・・・まさかキヨ君が相棒じゃなくなるなんて・・・
普通のバイト扱いに戻ったとしても、今までどおりフロントやらせとくじゃダメなの??
なんで、わざわざキヨ君フロントいれるのよ?
おかしいでしょ!!つまりは私の相棒が大将になるって事でしょ?
せっかく慣れてきたのにー!!ブーブー。
と、文句を垂れたところでね
「俺の店だ!俺がルールだ!」
な、支配人の意向はそう簡単に変わる訳もなく。
普段、散々気まぐれで色々変えるくせにこういう所は変わらない。
不思議。
「お願いキヨ君!フロントやるなんて嘘だと言って!!」
「嘘だと言いたいのは山々なんですけども!」
「よく考えて!夜勤じゃなくなるって事は深夜手当がつかないのよ!!月換算すると3万くらい減るよ!!」
「それ、すっごく痛いです。おまけに俺・・・フロント業好きじゃないんですよね。」
「NO!と言える子になろう!」
「典型的な、NOと言えない現代日本人です。だいたい、支配人にNOって言ったところで脳内でYESに変換されちゃってますよ。言うだけ無駄です。」
「確かに・・・」
言葉が通じない相手にはNOと言っても無駄なんですよね。
どんなに自分の都合を訴えても、相手の中ではYESにしちゃう。
無理だと言い続ければ、怒鳴ってキレ始める。
どこの子供だよ!うちの支配人だよ!!(泣きたい)
支配人とかやる器じゃないなー。
本当、務める先間違えたかなー。
ここまで、ひどいとは思ってなかったなー
とか、少し思い始めた時期でした。
こうして、キヨ君との楽しい夜勤バイトも終わりを告げた。
そして、ラスボスの本領を目の当たりにし、こいつ人間の形をした何かだと気が付くのはもう少し先の話。