唐突ではあったが、関西に行く事が決まり
私の毎日は少し変わった
新しい世界へと踏み出す楽しみからか・・・
それとも、心の整理をしたからか・・・
無気力感はなくなっていた
引越しの準備をしている中で、そー君の荷物をどうしようと悩んだが・・・
メールを送っても返事は来ないまま、電話をしても電源は入っていないまま・・・
仕方ないので充君に荷物を預けた
「これで・・・終わりなんですか・・・?」
少し心配そうに聞く充君
「終わりかどうかはわからない。だけど、連絡がとれないまま待っていられるほど、今の私は強くない。今度は自分のためにいろんな事を経験してみたい。もし、今後機会が・・・縁があれば・・・また関係が戻るかもしれないけど・・・。今はそんな事もわからないような状態だし・・・。」
「僕は、ゆいさんは彼女だったと思いますよ。ホストだから言うんじゃなくて・・・友達としてそう感じました・・・。だから・・・。」
「うん。何が本当かどうかは・・・いつか、そー君から聞くしかないから・・・。今は、自分で感じてきた事を信じるしかないと思う。私は、幸せだったよ。だから後悔はしてない。」
「そうですか。また何かあったら連絡しますね。お元気で。」
「うん、充君もがんばってね。」
そー君の荷物がなくなり、自分の荷物をまとめていると・・・
引き出しから見慣れない封筒が出てきた
あれ・・・。そー君のかな・・・(´x`*)
大事なものだったら・・・また渡さないとだよなぁ
でも、封筒の中身見るのも・・・
とか、思いつつも封筒を開ける私
中身によっては捨ててしまおうと思ってたから
中から出てきたのは・・・
半分だけ記入された婚姻届け
自分の胸が音を立てて鳴った
これは・・・私のために用意してあったの・・・?
それとも・・・?
しばらく、それを見つめていたが
私はそれを、大事に鞄にしまった
私のための物だったかはわからないけど・・・
わざわざ返す物でもない
でも、今の私に捨てる事もできなかった
だったら・・・私のために用意しててくれてたんだって解釈して
大事に持っててもいいよね?
夢の思い出としてとって置いてもいいよね?
何が真実だったかわからない恋だったけど
私は、そー君を好きになった事を後悔はしていない
真実だったとしても、終わってしまった
今度恋をしたら、真実かどうか・・・じゃなくて
永遠かどうかを・・・ずっとその人と向き合っていけるかどうか・・・
疑わない恋をして行きたい
今までありがとう
いつか、また笑顔で会いましょう
私は関西へと
新たな自分の道を探して旅立った
おしまい(*ノωノ)