目を覚ましてベットの隣を見る
そー君の姿はない・・・
携帯に手を伸ばし、履歴を見て驚く
着信が30件にメールが1件
全て、充君からだった・・・
そー君に何かあったの!?
慌てて充君に電話をかける
30件て回数は普通じゃない
充君が私に電話をしてくるって事すら異常なのだ
いったい何が・・・!?
コールしてしばらくすると、寝ていたような声で充君が出る
「もしもし!?寝てたかな?ごめんね、潰れてて・・・何かあったの?そー君帰ってきてないんだけど、何かあったの!?」
動揺してすごい勢いで聞く
『やっぱ、帰ってない・・・?』
「うん・・・何があったの・・・?」
充君は順番に話してくれた
寝ていたっぽいので、頭が働いてないのか少しわかりにくい説明だったけど・・・
営業終了後に、掲示板をそー君が見たらしく
その事で客と電話で口論していたらしい
それが終わった後に・・・いきなり、やっちと義秋さんに殴りかかったと言うのだ
お互い酔っていたのですごいケンカになり、周りが必死に止め殴り合いは止まったが
そー君は店を飛び出したと言う
そっから音信不通なのだそうだ
「そっか・・・それで、お店の方は大丈夫なのかな?殴ったりしてクビにならないのかな?」
『理由がよくわからないので・・・なんとも言えないけれど・・・。店の人も、なんの理由もなく殴りかかるようなヤツじゃないってわかってくれてると思うから・・・期待の新人だったわけだし、そう簡単にはクビにしないとは思うけど・・・。ナンバー入りしてる二人に殴りかかったわけだからね・・・。』
「なんか、想像つかないな・・・。世渡り上手なのに、殴りかかるなんて・・・。」
『だから、よほどの理由があったんじゃないのかな・・・。』
「そっか・・・。」
『店には俺が上手くフォローいれとくんで、もし連絡があったら教えてください。もしくは、俺に連絡するように伝えてください』
「うん。わかった・・・。ありがとね」
電話を切って、しばらく呆然とする・・・
殴りかかるなんて信じられない
いったい、何が・・・?
そして、そー君は今・・・どこに・・・?
帰ってきた痕跡はなかった・・・
なら・・・今・・・どこに・・・?
新しい彼女の家・・・?
これが、終わりの形なの?
こんなのは想定してなかったな・・・と苦笑する
そして、頬を涙が伝う・・・
どうせなら、しっかりサヨナラしたかったよ・・・
でも、明日になればひょっこり帰ってくるかもしれないし・・・(*´∇`)?
酔いつぶれちゃった~とかメール来るかもしれないし・・・
・・・・!
メール来てたじゃん(゚ω゚)!?
慌てて携帯に手を伸ばして、メールフォルダを開く
そー君から
たった1行のメールが来ていた
重たい1行のメールが・・・
『俺はゆいを信じていいんだよな?』