まだ、言わないで・・・真実がそうだったとしても・・・

今・・・言わないで。

夢から覚めて、今現実に戻るのは辛すぎるから・・・

私の信じてる愛は・・・雲のように掴めない不確かな物だから・・・




「そうなんだー(*´∇`) あの子可愛いねー('ω'*)♪」



必死の作り笑顔で乗り切ろうとする私



取り乱しちゃいけないんだ・・・

今日、そー君の誕生日と言う大切な日に取り乱しちゃいけないんだ・・・

大事なイベントを壊しちゃ・・・いけない

そー君の大事な夢への一歩を壊しちゃいけない

ずっとずっと一緒に目指してきた夢を・・・壊しちゃいけない



だけど・・・その先に別れが待ってるのなら・・・




そう思うと・・・発狂しそうな感覚に襲われた




「ゆいちゃん・・・それでもいいの?」




いいわけない。

わかりきった事を聞かないで・・・

私に現実を確認させる事を言わないで・・・



「ん(*´∇`)?でもまぁ、それでもそー君はホストで私は客なわけだから・・・そう言う事もあるでしょー(´ー`)」




そんな事あっちゃ嫌だ



「それでいいならいいけど・・・。ムリしてない?」



これ以上は何も言って欲しくない

今は・・・まだ真実なんて知りたくない

騙されててもいいから・・・

だから、気持ちよく夢を見させて・・・





「ムリなら今までたくさんしてきたよ・・・。これが最後のムリだと思えば我慢できる。これで最後だから・・・心配しないで。」




例え、どんな現実が待っていても、これが最後なのだ

ハッピーエンドだったとしても、そうでなかったとしても・・・

さすがにハッピーエンドじゃなかったら・・・もう着いていく気力など残っていない

だから、これで最後なのだ

今日の500万で最後なんだ・・・



少し壁のある言い方をしたからだろうか、少しやっちの顔が曇ったのがわかった

しばらくして、やっちは他の席へと移っていった



やっちには、得意の強がりを言ったけど・・・




本当は・・・溢れそうになる涙を堪えるのに必死だったんだ・・・

私が信じてきた物が全て壊れてしまいそうだったから・・・





ただ、今日で終わりだってのは

間違いのない事実だった


見ていた夢が現実になる

嘘だった愛が真実になるのか・・・


嘘は嘘でしかなくて・・・真実にはならない

夢から覚めて、私は酔いしれてた夢に別れを告げるのか・・・



どちらになるのかは・・・わからないけれど・・・