こうちゃんの部屋でくつろぐ私

人の家で、ここまでくつろいでいいのかと思うほどゆったりしていた


不安が全て解消されたわけではなかったけれど

それでも、頑張れるところまで頑張ればいいって言葉は

大丈夫だよって言うただの慰めよりも、私に大きな力をくれた気がした


もう、ここまで来ちゃったのだ

ここまでついて来ちゃったなら、なるようになるしかない

やれる事はやったと思うためにも500万使えばいい

そんな開き直りに近い気持ちも少しあった


それでも、捨てられない事が一番の願いなんだけれどもね・・・




少しスッキリした気分になり、ゴロゴロしていると

日頃の疲れのせいか・・・ウトウトしはじめる・・・

まどろみながら、夢を見てるのか現実なのか・・・

そんな気持ちいい感じになっていた時に、携帯が鳴った



あ・・・・(・ω・;)(;・ω・)



受信したメールを見て一人で焦る


送った事をすっかり忘れていた・・・やっちからの返信だった




『ごめんね。今起きたよ。どうしたの?大丈夫?電話できるかな?』



メールした直後にメールした事を後悔したくらいだ

これ以上、接触してしまうのもまずいかも・・・




『急にメールしてごめんね。ちょっと動揺してて(・ω・;)(;・ω・) でも、もう落ち着いたから大丈夫。本当にごめんね。』



勝手な言い分なのはわかってる

だけど、やっぱり気が引けて仕方なかったのだ

一度裏切ってしまったのだから、その事は消えないけれど・・・

これ以上の裏切りを重ねたくはなかった




『そっか。大丈夫ならいいんだ。すぐに連絡できなくてごめんね。またいつでもメールしてくれていいからね。俺は、いつでもゆいちゃんの味方だから。』




なんて、爽やかな返信だろうか・・・

良心的なやっちに対して、少し罪悪感を覚えながらもメールを終了する



こうちゃんといい、やっちといい・・・

器がでかいんだなぁ・・・

本当にいい男ってのはこういう人なのかもなぁ・・・



別に、そー君だって器が小さいわけじゃないんだ

ただ、今は夢に向かって必死だから・・・仕方ないんだよな・・・

昔はこんなじゃなかった

もっと包容力あったもの・・・



付き合い始めたばかりの頃を思い出して、少し寂しくなる



あの頃はまだお互い色ボケもいっぱいしてたし・・・

毎日イチャイチャしながら過ごして

楽しかったよなぁ・・・


いつからか、落ち着いてきてしまい

いつの間に居て当たり前のような扱いになり

そして、だんだん粗雑な扱いになり・・・


そんな事考えても仕方ないんだけどね・・・

いつまでも色ボケしてられるわけもないし

所帯染みて来てる事を嬉しく思えばいいはずなのに

捨てられる予兆なんじゃないかと不安に思ってしまう



自分の事信じてもらえないと嘆く前に、私がそー君を信じきれてない部分がある

自分は信じて欲しいのに、相手を信じきれないなんて身勝手だけど・・・

どうしても信じきれないのは、そー君がホストだからかな・・・?



きっと、ゴールを迎えたら・・・

不安なんてない恋に、信頼のある愛に変わるかな・・・



そういう結末を迎えて欲しいと、私は強く願っていた

そんな未来を願わずにはいられなかった



その未来のためだけに、ここまで頑張って来たのだ

そのためだけに、私は無我夢中で走り続けたのだ

辛いことも我慢してきた

何度も逃げ出したいと思った

でも、その逃げ出したい気持ちも抑えてきた

だから・・・報われたくて仕方なかった

この私の奮闘記はハッピーエンドで終わらせたいのだ


それ以外に望むものなんて何も無い


そー君に本当に愛されていると実感する事

これからもずっと愛し合っていけること

それだけを願っていたのだ