寝起きのぼーっとした頭に衝撃が走った
この書き込みは何・・・?
他の人と一緒に暮らすの?
バースディで終わりってこういう事なの?
書き込みを全て信じるのは間違ってるけど
火のない所に煙は立たない・・・
多少は真実が含まれていてもおかしくない
ゴールがないんじゃ、私がんばりたくないよ・・・
500万がんばりたくないよ・・・
涙が自分の手に落ちて、自分が泣いている事に気がつくほど私は動揺していた
どうしよ・・・
どうしたらいいの・・・?
信じちゃダメなんだろうけど・・・
気になるよ
私、バースディでおしまいなの?
嘘かもしれないような書き込みに絶望する私
どうしよう・・・
どうしようもないけど・・・
頭の中はグチャグチャだった
何かを考えたいんだけど、何を考えればいいのかもわからない
ただただ、書き込みに絶望して涙を流すだけだった
気がつけば出勤時間を過ぎていた
あ、仕事行かなきゃ・・・
でも・・・なんか行く気になれない・・・
家に居てもサボったって怒られるし・・・今、顔見てたら泣いちゃいそうだし・・・
泣いたら、それはそれで問い詰められるし・・・
とりあえず、行かなきゃか(´・ω・`)
支度をして六本木まで来たのはいいけど
やっぱり、どうしても行く気になれなかった
とりあえず、コーヒーでも飲んで落ち着こうと喫茶店に入る
こんな所でさぼってる場合じゃないんだ
罰金取られるのは痛い・・・
今ならまだ遅刻罰金ですむ・・・でも、このまま行かないと、無断欠勤罰金になってしまう・・・
500万貯めようとしてる人間のする事じゃないんだけど
でも、500万貯めても・・・それはゴールじゃないのかもしれない・・・
それを考えると・・・どうしても動けなかった
誰かに「大丈夫だよ」って後押しして欲しかった
だけど・・・話せる人なんていない・・・
いったい誰に聞いてもらえばいいんだろう・・・
いったい誰の前でなら泣いてもいいんだろう・・・
そして、私は思いだした・・・
財布の中から一枚の紙を取り出す
いつだったかに、こっそり渡された連絡先
やっちの連絡先
やっちなら・・・聞いてくれるかもしれない・・・
だけど、それはいけない事であって・・・
でも・・・聞いて欲しい
他に聞いてもらえる相手なんていない・・・
寝てるかもしれないので、先にメールをしてみる事にする
『ゆいです。ちょっと聞いて欲しい事があるんだけど・・・寝てるかな?』
送信ボタンを押すのに躊躇する
このボタンは押しちゃいけない
そう思う自分がいる
だけど、誰かに聞いて欲しくてたまらない自分もいる
誰かに「大丈夫だよ」って言って欲しい
誰かに後押しして貰わないと・・・私は進めない・・・
長い時間悩んだ挙句
私は送信ボタンを押した
いけない事だとわかっていたのに・・・
自分の心の弱さに勝てなかった
そー君を裏切った私に、そー君に捨てられるかもなんて嘆く資格なんてないのに