機嫌の良くないそー君はそういう日は寝る時に腕枕をしてくれない

それが物凄く寂しかった


私から漏れたわけじゃないのに・・・

私の友達から漏れたわけじゃないのに・・・


その日は六本木の仕事の後に、愛人クラブの方で藤堂さんの予約が入っていた


「昨日は接待でゆっくり話できなかったからさ」


そんなかわいい理由で私に予約を入れてくれた藤堂さん

仕事の後なので、普通に深夜3時とかなのに・・・

明日も仕事なんじゃないのかな・・・?寝なくて大丈夫なのかな?

と心配になる


少し話をしてHしておしまいだったのだが

その間にめずらしく、そー君から催促のメールが入った


「まだ終わらない?できるだけ急いで。」


仕事ですから・・・急ぐのは難しいのだけど・・・



藤堂さんと別れ、そー君の店に着いたのはすでに朝の5時を過ぎていた



「遅い!」



「だって、仕事だったんだもん・・・(´・ω・`)」



「とりあえず、ピンク一本入れて」



「え・・・?」



この前も入れたばっかじゃん・・・

バースディのために500万貯めようにも・・・最近シャンパン入れる事が頻繁すぎる・・・



「このままじゃ500万貯まらないよ?」



「いいから、とにかく今入れないとまずいんだって。」



「500万貯まらなくていいならいいけどさ・・・。」



「最近稼いでるんだし、大丈夫だろ?」



とりあえず、何を言っても入れる事は変わらないらしい・・・

でも、稼いでるからって・・・別に楽して稼いでるわけじゃない・・・

掛け持ちしてるから、休みなんてなしな状態なわけで

本当は体だって辛い

飲みに来ないで寝たいくらいなのに・・・



昨日の事もあり、私の機嫌はあんまりよくなかったけど

下手に逆らって、そー君の機嫌がこれ以上悪くなるのも嫌だったので、ピンクを入れる


今日の稼ぎが綺麗になくなった・・・



「ゆいちゃん、疲れた顔してるね~。大丈夫?」


やっちが爽やかな笑顔で聞いてくる



「大丈夫だよ~。ちょっと働き過ぎてるのかも(*´∇`)」



「ムリしちゃ、ダメだよ~?最近、シャンパンも頻繁だから、かなりムリしてるんじゃないの?」



「う~ん。そこまで、ムリもしてないけどね・・・。でもちょっと疲れてるのかな?」



「適度に愚痴っていいかんね。」



「うんうん。ありがとぉ(*´∇`)」



やっちは最近私の専属ヘルプのように、そー君がいない時は席に着いていてくれた

人気あるんだし、忙しいだろうに・・・

でも、なんでも話せる相手になりつつあったので、私にとってはとても心地よかった



そー君との微妙な雰囲気は消えないまま、その日は眠りについた

起きてて仲直りしてから眠りたかったけど

そんな体力はなかった



次の日・・・

衝撃の書き込みが私に襲い掛かってきた





>蒼希は新しい色彼と一緒に住むみたいですね。



>今の色彼は?切れたの?



>切れてないみたいだけど、バースディ過ぎたら新しい色彼と住むんだって



>ってか、私とも一緒に住むって約束してるんですけど~?



>私も言われた~



>どっちにしても、今の色彼さん乙ww





ゴールは・・・ゴールじゃなかったの・・・?

私の勝手な思い込みだったの・・・?