週末に私はまた愛人クラブの仕事が入った
でも、今日はHとかではなく藤堂さんとそのお客様の接待の仕事だと言われていた
「おはようございまーす。」
接待の仕事は夜からだったけど
私は昼くらいにお店に出勤した
「お、さすが早いね。」
「夜の仕事の前に、別の仕事できれば嬉しいしね(*´∇`)」
「ゆいちゃんは働き者やなぁ~。でも、今日一緒に仕事する子も働き者なんやでぇ。同じようにすでに来てるわ。」
「あら、そうなんだ~。」
2階へ上がると、そこにはルミとにっし~の姿があった
「お、ゆいちゃんおはよう。」
にっしがー私に気がつき声をかけてくる
「おはよー(*´∇`)」
「今日ゆいちゃんが一緒の仕事なんだって聞いて早く来ちゃった♪」
ルミが笑顔で話しかけてくる
「そうなんだー(*´∇`)」
そんな笑顔にすら私は怒りを覚える
あんだけ、ヒドイ書き込みをしておいて・・・よくもまぁ・・・
必死に笑顔を作ろうとするも、どうしても怒りがこみ上げてくる
ダメだ・・・ここで怒ったらダメだ・・・
「あたし、近くで遊んで来るね(*´∇`) 何か仕事ありそうだったら連絡ください♪」
耐え切れなくて、店を出る
あの場に一緒にいたら気が変になりそうだ・・・
でも、今夜は一緒に接待なんだからどうにか、怒りを抑えないと・・・
店を出たはいいけど、どこに行こう・・・(´・ω・`)
時間潰さないとなぁ・・・
「ゆいちゃん。」
振り返るとにっしーの姿が
「ん?どうしたの?」
「コーヒー飲みに行こうか。」
「え?w仕事しなくていいの?」
って言っても、いつ行ってもにっしーは特に仕事してる風には見えないけど・・・
女の子やお客さんの送りくらいしかしてないようだったが・・・
さすがに店にいないとダメなんじゃ?
「うん。辻本さんの許可でてるから。コーヒー飲みに行こう。ちゃんと奢るよ(`・ω・´)」
「そっかwじゃぁ、ご馳走になろうかな(*´∇`)」
喫茶店に入り、二人でコーヒーをすする
・・・おかしな感じ・・・なんで二人でコーヒー飲んでるんだろう・・・
しばらく、無言のままぼーっとコーヒーを飲んでるとにっしーが言った
「ルミと一緒に仕事するの嫌?」
「え?」
すでにあの態度でバレてた?
「一緒に居たくないから、外で遊んでるって言い出したんでしょ?」
「うーん・・・。まぁ・・・。」
「書き込みがルミの仕業って気がついたんでしょ?」
「え!?なんで、そんな事まで知ってるの?」
ちょっと、顔をしかめながら、内緒だよと言ってにっしーは話始めた
まず最初に、こうちゃんから辻本さんに書き込みの犯人探しを頼まれた事
こうちゃんはルミが愛人クラブにいるのを知っていた事
それから、私が面接に来ても絶対に雇うなと言われていた事
こうちゃんはすでにルミが犯人だと知っていて、万が一面接に来たとして雇わないでくれとお願いしていたそうだ
なんて事だ・・・
私は、見事にこうちゃんのやって欲しくない行動を実行していたのだ
こうちゃんが、これ以上事態を悪化させないようにと影でがんばってたにも関わらず
自分でそれを台無しにしていた・・・
「でも・・・なんで私を雇ったの?」
「ん?そりゃ、決まってるじゃない。うちの店が儲かるからだよ。」
「左様ですかww」
「もう少しで、もう一人もつきとめられそうだからさ・・・。もうちょっとがんばるんだよ?」
「うん。がんばる・・・。」
なんだか、罪悪感で胸がいっぱいだった。
こうちゃんに謝らなきゃ・・・