私の我侭な申し出の電話をにっしーは快く聞いてくれた


「うちは元々登録制だから。自分の働ける時間で全然大丈夫だよ~。ヒマな時にでも登録しにおいで~。」



都合よく働けそう!

私はさっそく週末に登録しに行くと約束した



週末に最低5万でも稼げれば・・・だいぶ違う

がんばれば貯金を500万までに増やす事も可能だ


しかし、一つ・・・問題が・・・

それは仕事内容だった


基本的にサービス内容は決まってないらしい。

客がしたい内容を自分ができるかできないか、もしくは金額がいくらならできる。

そういうシステムだった


食事を一緒にするだけ、お酒を一緒に飲むだけ

そう言うお客さんもいるが・・・大半はH希望


問題はH

今更、そー君が気にするわけもないけれど

私はやはり気にする



悩む・・・

きっと、Hできなきゃ稼げる金額なんてたかが知れてる・・・

でも、他に働く先もないし、Hできれば一人相手するだけでも5万は貰えそうだ・・・


これしか、500万への道はないかもしれない

500万さえ使えば・・・

バースディさえ過ぎれば・・・

私はもう風俗に関わる事なんて一切ないんだ



一度ソープで働いてる身じゃないか・・・何をためらう・・・

今我慢すれば、その先に幸せが見えてるじゃないか



自分に言い聞かせて奮い立たせる



そう・・・ゴールは目の前だ・・・

終わりはもうすぐそこだ・・・

見えてなかった今までとは違う

見えてるんだからがんばれる





週末に、登録しに事務所へ向かう

都合よく、事務所は六本木だった



「ゆいちゃん、久しぶりだね~。」



迎えに来てくれたにっしーに連れられて事務所に入る



「お、ゆいちゃん。待ってたで~~。」



辻本さんが、陽気な関西弁で話しかけてくる



「お久しぶりです(・∀・)」



「んじゃ、ぱぱーっと写真撮って、んでプロフィール入力してくれればええがな~。」



デジカメで写真を撮り、自分のプロフィールを入力して登録は完了

なんとも、簡単だ

後は、それをネットで会員の人が見て指名してくるのを待つだけらしい



「んで~仕事の連絡は全部携帯にメールするから~。」



「はーい(・∀・)」



「ヒマな時にここに居てくれれば、急なお客さんを着ける事もできるから、ヒマな時はできるだけおいでや~。」



「はーい(・∀・)」



「新人入店しました~って。会員全員にメールしておくから!もしかしたら今日すぐに仕事できるかもしれんな~」



ニヤニヤとPCにむかいながら客へメールをしている

で、待ってる間は何してたらいいんだろ・・・



「ゆいちゃん、こっちおいで~。」



にっしーがどこからか呼んでいる



「こっちってどっち!?」



「上の階やね。」



辻本さんに指差された方へ行くと、上への階段と下へ降りる階段ががあった


とりあえず、上の階へ行くと普通の家の居間っぽかった

そこでソファーに座り、プレステに電源を入れてるにっしーの姿


「ゲームして遊んでよう(*´∇`)」



「わーい. +。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+」



って、にっしー・・・仕事は・・・?

周りを見渡すと、生活用品はすべて揃っている感じだった




「なんか、事務所って言うより・・・普通の家みたいだね・・・。」



「うん。だって、俺と辻本さん住んでるもん。」



( ゚ェ゚)・;'.、



「仕事場が家かぁ~。出勤時間なくて楽だね(*´∇`)」



「でしょ~。ゆいちゃんも住んでもいいよ。セクキャバにも近いでしょ。」



「いや、借りてる家もったいないからいいです。ってか、さすがに男二人と同居は気が引けます。」



「なんだ~。住んでくれればいつでも、急なお客さんに女の子付けれると思ったのに~。」



「やっぱ、利益のためですよね。」



「当然です。」



二人でゲームをしながら時間をつぶす

このまま客来なかったらどうしましょ・・・とか不安に思いながら・・・