そー君とゆっくり過ごす事のできない毎日
少しずつ、気持ちのずれが生じ始めていても・・・
簡単に直す事のできない日々
これが、普通の恋人同士なら・・・
少し話し合えば直せるようなズレだったのかもしれない
でも、色恋と言う言葉がつきまとう私にとって
話し合いは・・・ただの営業のような気がしてならなかった
それは、私がひねくれてたからなのだろうけど・・・
いつだったか、マヤちゃんに聞いた言葉のように・・・
態度で好きと伝わってくるのを願うしかなかったのだ
でも・・・伝わってこない・・・
ねぇ・・・私を見てよ?
ちょっとでもいいから私を見て・・・
いつも一緒にいるからって・・・居て当たり前と思わないで・・・
後回しにされる毎日に少し疲れていた
掲示板で書かれてる事にショックを受ける事にも疲れた
疲れて、辛くて・・・寂しくて・・・
少しでもいいから温もりが欲しかったんだ
そんな、心の隙に容赦なく入り込んでくる人がいた
やっちだ・・・
ずっと元気ないねと声をかけ続けてくれていたやっち
寂しくて、辛くてたまらない時だった・・・
私は、つい寄り掛かりたくなった
ちょっと甘えたくなったのだ
「なんか、ちょっと疲れちゃった」
「ゆいちゃんは、がんばりすぎなんだよ~。俺でよかったら力になるし・・・なんでも愚痴とか話してよ。ね?」
甘い言葉に誘われるように・・・私は自分の気持ちを話した
あれほど、そー君にヘルプと深い話をするなって言われてたのに・・・
私は話してしまったのだ・・・自分の苦しみの全てを吐き出してしまった
私の苦しみ・・・つまりそれは私の弱点でもある
それを、全て教えてしまったのだ
「そっか~。俺はゆいちゃんには幸せになって欲しいからな~・・・そんな辛そうな話聞いて黙ってられないよ~。」
「聞いてくれただけで、充分なんだけどね。すごくスッキリしたよ。」
「俺にできる事があったらなんでも言ってね。」
「ありがとう(*´∇`)」
「いつでも話聞くからさ。なんでも話してくれていいからね。」
そう言って手を握らされ・・・紙を渡された
え・・・?
まさか・・・?
え?って顔で、やっちを見る
やっちはニッコリ笑って、内緒ねと合図する・・・
つまり・・・その紙には・・・
やっちの連絡先が書かれていたのだ
こ、これは・・・さすがに・・・まずい・・・
「いやいやいや。しないよ?しないよ?」
これは連絡しないよ?って言いたかったが。
単語を出すと周りにバレそうなのであえて伏せた
「うん。しなくていいよ。ただ、本当に本当に辛い・・・ムリってなった時に・・・逃げたくなったら・・・して。」
「あ・・・うん。」
こうして・・・
私は得てはいけないものを手にしてしまった
この時すぐに連絡先を捨てる勇気が私にあったなら・・・
なかったから・・・全て私がいけないんだ・・・