何か起こるであろうと思っていた、そー君とこうちゃんの対面
しかし、何も起きなかった
それから、しばらく普通の毎日が続いていた
変わったと言えば、前に比べてルミが私に積極的に話しかけて来るようになったくらいだ
話す内容は至って普通の会話、後はやっちの事だったり、私にそー君の事を聞いてきたり
本番の噂が立って以来、微妙に店で浮いていたから
それで他にくだらない話相手がいないのだろうと私は思っていた
普通の毎日、しかし・・・私の知らない所で事は起こっていた
「なぁ、掲示板サイトの削除依頼の出し方ってわかる?」
そー君の質問に私は『?』を浮かべる
「ん~。説明読めばわかると思うけども・・・?」
「じゃぁ、俺のヤツ消して欲しいんだけど。」
そう言えば、最近掲示板見てなかったけど・・・
「何?なんかヒドイ事でも書かれてるの?」
「んー・・・まぁ。お前は見なくていいからさ。」
「いや、見ないと消せないし・・・w」
「そうなの?んー・・・見ても気にするなよ?絶対気にするなよ?」
「うん~。」
うんって答えたけど、気にするに決まってるじゃん(・∀・)
でも、ここまで言われて見ないわけもないでしょ(・∀・)?
すっごい気になるもん
しかし、興味本位を止められなくて、見てしまった事をすぐに後悔した
>蒼希君は本営だよ。みんなに本営だから、誰も色恋だなんて気がつかないんだよ
>本営なのに、どこ住んでるか教えてくれないので色恋ってバレバレですから!
>私、教えてもらってるよ 色彼さんは教えて貰えないのね♪
>私も~三軒茶屋でしょ~
>教えてもらってるから自分は本彼と思ってる、おめでたい頭の人がいるんですね^^
>一番都合のいい色彼と三軒茶屋で同棲してますよ
>同棲相手も色彼なんだwwww
全部を見る気にはなれなかった・・・
そー君が色恋してるのなんてわかってた事
自分がされてるかもって事も覚悟してた事
でも、自分が一緒に住んでる事がバレてる事に恐怖を感じた
それが、私だとバレてるのかもと思うと・・・お店に飲みに行くのが少し怖くなった
すぐに、スレッドの削除依頼を出す
削除してもすぐにまたスレッドが立って、同じ話題の繰り返しになるのは目に見えてるけど・・・
このまま存在されるよりは消してしまいたかった
今まで・・・こんな具体的な叩かれ方をした事はなかった
それは、今まで小箱でしっぽりやっていたからなのかもしれないけれど・・・
大箱入店2ヶ月でこうも叩かれるのだろうか・・・?
「削除依頼出しておいたよ。」
「おう。さんきゅ。気にするなよ?」
「うん。」
ムリだけども・・・
「大丈夫だから、ちゃんと俺が守るから、何も心配するなよ?」
「うん。」
いったい、何から私を守ると言うのだ・・・?
いつぞやのトイレの夢を思い出す
一緒に住んでる事を妬まれて・・・刺されるとか?
そんな、まさかね(*´∇`)
そんなまさか・・・
だけど・・・女の嫉妬ほど、汚くて怖いものもなかなかない・・・
これ以上私の情報が漏れる事だけは避けたいと思った
でも、いったい・・・どこから漏れた・・・?
考えられるのは・・・
・探偵や興信所を雇った
・同じ職場のホストから
・私の友達から
私の友達で知ってる人は数名いるが・・・それを書き込むメリットは友達にはないはず・・・
同じ職場のホストからは蹴落としたいと言う事でありえるけど、そー君が容易に漏らすとは思えない・・・
そうすると、探偵や興信所なわけだけど・・・
わざわざ金払ってまで、自分が金払って見てる夢を壊す事をするのだろうか・・・?
どれも、私には納得行く答えではなかった
ただ、それは私の考えなだけであって・・・他の人がどう考えてるかなんてわからない
結局考えても確信の持てる答えなんて出るわけもなかった