こうちゃんとの変な対面が終わり

なんとか、今日の一番の山場は越えた気分でいた


もう、そー君がお店に来る事もないだろうし・・・



仕事に行くために店を出るそー君達を見送り、一息つく



やっと終わった・・・




しかし、一つ気になる事があった


ルミを場内指名していたやっちが、ルミと個室に行っていたのだ

指名したんだし、個室に行くのはおかしくないんだけど・・・

ルミは本番をしたのだろうか・・・?


ホストの営業として来ているのだから、本番はしてないだろうとは思うけど・・・

なんだか少し胸騒ぎと言うか・・・不安と言うか・・・

よくわからない物に襲われたのだった



見送った後に、私はそのままこうちゃんの所へ謝罪へ向かった


「なんか、ごめんね。めんどくさい事させちゃって。」



「いやいや。俺も話して見たいって言ったんだからいいんだよ。でも・・・。」



「でも・・・?やっぱ話なんかしなければ良かった?」



「んーん。そうじゃなくて・・・うーん・・・。高橋でしょ?高橋直希でしょ・・・?」



「え・・・!?うん・・・。」



高橋直希・・・それは、そー君の本名だった・・・

こうちゃんが本名知ってるって事は・・・



「やっぱなぁ・・・顔あんま変わってないもん・・・すぐわかった。」



「知り合いなんだ・・・?」



「知り合いってわけじゃないよ。向こうは俺の事わかってないだろうし、俺が顔知ってるって程度だよ。あいつ中学の時、素行悪くて有名だったからさ。」



「そうなんだ・・・。」



そー君の本名は、付き合い始めの頃に聞いてたけど・・・

私は、呼び方を変えなかった

私の中では、そー君はそー君だったから・・・



でも・・・それは、ホストのそー君と付き合っているだけで、本来のそー君とは付き合ってないんじゃないか・・・そんな気になってしまった

呼び方なんてなんでもいいじゃんと自分で思ってたはずなのに、急に不安になったのだ

久々に色恋されてる自分への不安だ



「とにかく、高橋だってわかっただけでも俺の中では大きな収穫だよ。会えてよかった。」



「ふむ・・・。」



でも、私の中には何だか少しモヤができた

今更気にしても仕方ないのに・・・色恋について少し考えてしまったのだ



その日の仕事後に私はレイナちゃんと二人でそー君の店に向かった

さすがに、充君に指名して来てもらったレイナちゃんは指名で行かないと悪いと思ったらしい


二人で店に行き、飲んでると・・・しばらくしてルミが店にやって来たのだった




( ゚ェ゚)・;'.、




なんで・・・?w

自分の金払って飲みに来るとは思えないんだけど・・・


もちろん、やっち指名のようだった



なんだろ・・・

この事はけんちゃんも了承済みなのかな・・・?

さすがに、ホストに行くのは彼氏としては嫌なんじゃないのかな・・・

しかも、絶対にお金のためではないだろうし

どっちかと言うと、お金使うわけだし・・・それとも、やっちの奢りなのだろうか?


どちらにしても、ルミがホストに飲みに来るなんて考えられなかった





考えられなかったけど、その事について深く考えもしなかった・・・・