「と、とりあえず・・・トイレいってくる~(*´∇`)」
思わず逃げ出す私
会わせたくない!
こうちゃんだっていい迷惑なはずだ・・・
どうやって、切り抜けるか・・・
トイレに行く前にこうちゃんに視線を送る
「ちょっと来て・・・」
そんな思いをわかってくれたのか、こうちゃんがトイレの前にやってくる
「どうしたの?」
「話をしてみたいとか言っちゃってるんだ・・・。だから・・・隠れて・・・くれると嬉しいな・・・♪」
ホールからこうちゃんの姿がなくなれば、忙しいのだよと言いくるめられると思ったのだが・・・
「いいよ。俺も少し話してみたい。」
えええええええええええええええええ
「え、なんでよ・・・。」
揉め事が嫌いなこうちゃんが、自らそんなめんどくさい事に首を突っ込むとは考えていなかった
「たぶん、向こうと同じ。どんな男か気になるんだよ。」
「なにそれ・・・。」
不安そうな私
「大丈夫。揉めたりするつもりはないから。それはきっと向こうも同じなんじゃないの?」
「うー・・・。」
「とにかく気にしないでいいから。むしろ呼んで。」
納得いかない・・・
話したがるとか、二人ともおかしいじゃん・・・
納得いかないけど、トイレを済ませて席に戻る
「で、早く呼んでよ(*´∇`) 時間もあまりないんだしさ~。」
うー・・・。
嫌だなぁ・・・。
「ほら、早く早く♪」
なんで、こんな楽しそうなの・・・
「お願いしまーす。」
結局、ボーイを呼ぶ私
「はい、ただいま!」
そう言ってやって来たのは、ニノキチだった
「ふ、藤崎さんお願いします。」
「は・・・?はい。」
ニノキチは多少動揺した顔を見せるが、すんなりとこうちゃんを呼びに行った
私の緊張は最大
これから、何が起きてしまうのかと・・・もう怖くて怖くてたまらなかった
すぐに、こうちゃんが席へやってきた
「いらっしゃいませ、店長の藤崎です。」
そう言って名刺を出す
「どうも、いつもゆいがお世話になってます。僕、今日名刺持ってきてなくてすみません。」
嘘だ!!
持ってるけど渡さないだけなのは知ってる
しかし、僕って言うそー君はめずらしいな・・・
やたら下手に出てるし・・・
「いえいえ、お世話だなんてとんでもないです。いいスタッフなので、こちらが助かってます。」
社交辞令が飛び交う
なんのためのやりとりなのだろうか・・・
なんのために、話したがったのか・・・?
社交辞令を交わすために・・・?
とにかく、早く終わってくれ・・・
私はその場にいるのすら苦痛だった
「差し支えなければ、一緒に一杯いかがですか?」
そー君がこうちゃんにお酒を勧める
そんな事しないでよ・・・
一緒にお酒飲んでどうするのさ(´・ω・`)
勘弁して・・・
って、目でこうちゃんを見る
が・・・
「では、一杯だけ頂きます。」
(lll゜д゜)ぇ・・・・・・・・・。