風邪は3日ほどで治った

高熱だしたわりには・・・意外と早かった気がする


しかし、風邪で仕事を休むと・・・仕事場に行くのが怖かった

そんな、トラウマになるほどの事だったとは思えないけど

ユリエに客をとられた事は私の中で大きかったようだ・・・




「おはようございまーす(*´∇`)」



休む前と変わりのない雰囲気のお店



「ゆいちゃん風邪大丈夫だったー?」



レイナちゃんが心配そうに言う




「大丈夫だったー(*´∇`) もう治ったよん」



「なら、よかった~。それよりさ~ゆいちゃんが休んでる間にね・・・」




( ゚ェ゚)!?



待った!!心の準備が・・・




「ルミちゃんがさぁ。堂々と風紀始めたんだよ・・・。」



( ゚ェ゚)・;'.、



な、なんと・・・

今度は客じゃないけれど・・・こうちゃん盗られちゃったかぁ・・・


いや、盗られたって思っちゃいかん

私の彼氏なわけでもないんだから・・・



「堂々とって・・・例えばどんな?」



「営業中にずっと二人で更衣室とかで話してたり、帰りに一緒に帰ろうってやってたり・・・。噂だと店の中でキスまでしてたらしいよ?」



なんとぉぉぉぉぉ!?

そんなの嫌!!そんなこうちゃん見たくない!!




「しかし、よくこうちゃんが落ちたね・・・」



動揺を隠しつつも、話を続ける



「え?藤崎さん??」



「え??違うの???こうちゃん狙いますって言ってたよ・・・?」



「なにそれー!違うよ!相手はけんちゃんだよ!!」



「ええええええ!?」




けんちゃんですか??



( ゚ェ゚)・・・!

こうちゃんが落ちないから、けんちゃんに行ったのか?

副店長だし・・・?


なんとまぁ・・・店の人間なら本当に誰でもいいのかよ・・・w

したたかな女だな・・・



呆れて言葉もない



「なんか、そのせいかここ2.3日店の雰囲気微妙なんだよねぇ・・・。」



「付き合ってても、あんま関係ないでしょ?」



「それがさ・・・他の女の子と必要以上に話すと怒るみたいだよ?」



「そ、それはヤキモチ?」



いや、妥協してつきあうような相手にヤキモチなんて妬く??



「どうなんだろうね?よくわかんないけど・・・話しやすかったけんちゃんまで話しかけ難くなっちゃったよね・・・。」



「えー・・・仕事に私情挟むのって嫌だな・・・」



「本当、迷惑だよね・・・。」



なんてこった・・・(´・ω・`)

なんか、スッキリしないな・・・

せめて、膀胱だけはスッキリさせておこうかね・・・なんて☆



で、トイレに向かう途中でニノキチとばったり会った



「この前はご迷惑おかけしました~。ごめんね」



風邪の時の事を謝罪する



「早く治って良かったですね。それより、ルミさんの話聞きました?」



おうおうー。ボーイが噂話しちゃうなんて、いけないんだよー(*´∇`)

とか、思いつつも



「聞いた聞いた・・・ありえなーいって感じかな・・・。」



「いい迷惑ですよね・・・。店の悪い噂でも流れたらどうしてくれるんでしょうね。」



「え、でもさ。風紀ならほとんど本人だけの問題じゃないの??」



「あーーー。そっちの話ですか!」



「え・・・?後はどっちがあるの?」



まだ、何かあるのかよ・・・(´・ω・`)



「ルミさん・・・個室で本番行為してるみたいですよ?」



「本番行為?でも、それくらいの噂なら・・・ルミちゃんだけじゃなくてもあった子いるでしょ?」



「それが、噂じゃなくて・・・自分で認めちゃってるみたいなんですよね・・・。」



「え・・・?」



「今までそういう噂あった子がいても、否定してたじゃないですか。」



「うんうん。」



「それが、その方が稼げるじゃん?って認めちゃってるみたいなんですよね。」



( ゚ェ゚)・;'.、



「働く店間違ってるじゃん・・・。うちの店はお触りだけ!店のルールは守って働くのが雇われた側のマナーでしょ!」



「そうなんですよね・・・。しかも、客にも個室で本番ってほのめかして・・・個室に誘ってるみたいで・・・。」



「なんと言うがっつき具合なんだ!!」



「他の女の子にも影響出そうで、藤崎さんは怖がってますよね。」



「影響?」



「じゃぁ、私も本番ってなる女の子もいれば・・・。客が本番行為できる店なんでしょって誤認して来ちゃって、他の女の子にも本番求めたりとか・・・。」




あぁ・・・



「それはまずいね。すごくまずいね。」



「ですよねぇ・・・。」



「なんで、けんちゃんは何も言わないの?仮にも彼女なんでしょ??」



「女の子に甘いってのは彼女でも一緒なんですかね・・・。」



「それ、甘いって言うか・・・彼氏としてダメじゃん!」



「まぁ、よくはわかりませんけど・・・。藤崎さん弱ってるみたいだし・・・今日の帰りにでも少し長めに話聞いてあげてくださいよ・・・。」



ふむ・・・

たしかに、下手したら店の危機だもんな・・・



「こうちゃんが、自分から話したらねー。」



「お願いします。」



なんだかんだ、ニノキチはこうちゃんの事好きなのね(*´∇`)



しかし、本番が流行ったら・・・

普通に勝負してる子は負けるしかないよ・・・

そんなの絶対嫌だ!!!