起きると、体調は最悪だった

頭はズキズキ、フラフラ・・・歩くのも辛かった

でも、具合悪いのに遊びに行って、体調悪いので休みますってのは嫌だったので

仕事に行く支度を始める



動いてればそのうち治るよね・・・



軽い風邪なら、いつもそれで治っていたので

軽い考え方で仕事に出勤する



しかし、お酒は体が受け付けなかった



「ゆいちゃん、辛いなら帰りなさい」



こうちゃんが少し怒り口調で言う



「大丈夫~。そんな辛くないもん~。」



「でも、頭凄く痛いんでしょ?首触ってばっかじゃん。」



「首触る癖よく気がついたね~」



あたしですら、言われるまで気がつかなかったのに



「好きだから、よく見てるからね(*´∇`)」



頭痛のせいで、うまく交わせない

むしろ、ときめいちゃった・・・



「うふふ~(*´∇`)」


今、口説かれたら全て直撃しそうだったので

フラフラしながら、仕事にもどる

そー君もよく見ててくれるのかな・・・

だから気がついてくれたのかな・・・




日付が変わる頃



それまで、やんわりやんわりと避けて来た酒だったが

どうしても、避けれない状況

しかも、テキーラ・・・



でも、ショットだし、少量だから一杯くらいなら・・・平気かな??




それがいけなかった・・・



それを飲み、席を離れた所で

ありえないほどの吐き気に襲われる


そのままトイレに駆け込み、すぐに吐き出すけどすでに遅かった


頭痛も、吐き気も最高潮

気のせいか、全身が痛い・・・

意識も朦朧としてきた



ダメだ・・・帰ろう・・・



トイレを出たところで倒れこむ

動けない・・・


風邪で動けなくなるとかあるのか

頭をあげるのもしんどい・・・




「ゆいさん!?」



声にびっくりして、目だけそっちに向けると、ニノキチがあわてて駆け寄ってきた



「どうしたんですか!?飲みすぎました??」



今日は、全然飲んでないんだぜー・・・



「んーん。ちょっと体調悪いみたい~。」



「倒れるくらいはちょっとって言いません。今日は帰ったほうがいいですよ。」



私を抱き上げて更衣室まで運んでくれる


ニノキチも意外と力持ちなのねー・・・



更衣室のイスに座らされ



「ちょっと、待っててくださいね。帰る許可とってきますから」




しばらくして、こうちゃんがやってくる



「倒れるまで我慢するなんて!本当にもう!!」



「ご、ごめんなさい(´・ω・`)」



「今すぐ帰ろうね。明日もお休みにしておいたからね。ちゃんと治すんだよ?」



「うん(´・ω・`)」



もぞもぞと帰る支度を始める

今日は、そー君のお店に行くのもムリだな・・・

帰り支度を済ませて、こうちゃんから財布を受け取る



「心配だから送って行きたいんだけど、ちょっと、今は店離れられないからなぁ・・・。」



「大丈夫だよ。タクシーで帰るもん。」



「二ノ宮に送らせようか?」



「大丈夫だってばぁ・・・。心配しすぎだよ・・・。」



「倒れるまで我慢しなければ、そんなに心配しないんだけどね。」



「じゃぁ、六本木でタクシー捕まえるとこまで送ってもらおうかな・・・。」



倒れただけあって、まだ歩くのもしんどい・・・

ニノキチに連れられて、店を出る



タクシーに乗り込み、そー君にメールを打つ



「体調やばいので早退しました。なので、今日は家で大人しく寝てます(´・ω・`)ごめんね。」




そー君からメールは返って来なかった



家について薬を飲み、ベットに倒れこむ

気が抜けたのか、途端に体調が悪くなった気分になった



やばい・・・死にそうなほど・・・辛い・・・



そー君早く帰って来ないかな・・・(´・ω・`)