その日、仕事が終わる頃

お酒のせいか・・・頭がズキズキと痛んでいた



飲みすぎたのかな・・・?

と、思うほど飲んでいなければ、クセのあるお酒にも手は出していなかった



なんだろ・・・

風邪かな・・・?



とか、思いつつも、飲みに行くしかないのだが・・・

さすがに、一人で飲みに行くのもしんどいなと思い

誰かを誘う事にする




誰がいいかな・・・



最初はレイナちゃんを誘うつもりだったが、我が家に泊める事ももうできないし・・・

ミレイは、すでにお気に入りホストの所に行く気満々で早く営業が終わらないものかとそわそわしている

マヤちゃんも、ワタルのところに行くだろうし・・・ダイちゃんの事もあって誘いにくい


ぬー・・・



ル、ルミ・・・?

さすがになぁ・・・(´・ω・`)

とか、思いつつも誘ってみる




「ホスト?私興味ないもん。なんでわざわざ男にお金払わないといけないの?」



( ゚ェ゚) 仰るとおりです



確かに、あなたは男にお金を使ってもらって当たり前な感覚っぽいですしね・・・うん・・・。




悩んだ結果


私は、もえちゃんに電話をしてみた




『聞いてよ、ゆいち~ん。潤くんたらね~(´;ω;`)ウッ…』



どうやら、ケンカ中のようだ・・・



「うんうん。」



どう聞いても、くだらない痴話喧嘩で、すぐ仲直りする事なんて容易いだろうに・・・

もえちゃんさえヒステリックに騒ぎ立てなければ、明日には潤君から「ごめんね」って電話が入るに違いないのだ


とりあえず、ある程度話を聞いていたが・・・

私も時間がない。

飲みに誘おうと思ったけど、さすがにケンカ中の時に誘うのも気が引ける

あんまり遅くなると、文句言うだろうし・・・


何より、頭がズキズキして・・・

いつものように、上手いなだめ方ができないでいた



ぱぱっとなだめて、ぱぱっと電話を切ればいいのだけども・・・

その、なだめの言葉が出てこないのだ・・・



『で~。気分晴れないし、ゆいちんどっか飲み行こうよ(ノ´∀`*)』



あ、ラッキー(・∀・)



「いいけど、私の行ってる店でいいなら~って感じかな?」



『いい~。どこでもいい~。』



「んじゃ、今から新宿向かうから~。どこで待ち合わせる?」



『じゃぁ、コマ劇のそばのマックにいる~。』



「おっけ!着いたら電話するね~。」



電話を切り、こうちゃんに挨拶して帰ろうとする

店長室を覗くと、ルミの姿があった




んま・・・




「あ・・・」


なんとなく、気まずい雰囲気


「帰るね~。お疲れ様~(・∀・)」



それだけ言って、店長室の扉を閉める




なんで、ルミがいるんだ・・・



ヤキモチ感情がチラっと出てくる

いや、私がどうこう言う事じゃないし・・・



そのまま、店の出口へと向かうと



「ゆいちゃん。」



こうちゃんが後ろから追ってきた



「なーに?」



ヤキモチを悟られないように、普通のテンションで返す



「今日ちょっと具合悪そうだったし、頭痛いんじゃないの?」



「あーうん。ちょっとねぇ。」



よく、気がつきますね



「あんま、ムリしちゃダメだよ?」



「うん。」



「あんま飲まないようにね。」



「うん(・∀・)」



「じゃ、お疲れ様(*´∇`)」



私の頭を優しく撫でて店長室に戻って行った




他の人にわかるほど具合悪そうだったのかな・・・

念のため、薬飲んでおこうかな

バファリンを飲んでから、店をでて新宿に向かった



もえちゃんと合流して、店に向かう

向かう途中で、二人で行きますとメールを入れたら

そー君はとてもテンション高そうな喜びのメールを返してきた


でも、私の体調は良くなかった

薬を飲んだのに、さっきよりもズキズキと痛んだのだった