笑顔上手が幸せ上手か・・・


そんな事を考えながら、私はそー君の店へとやって来た

頭の中のモヤモヤは消えてはいなかったけれど、笑顔上手は幸せ上手

それ繰り返しながら・・・私は笑った





なのに・・・




「お前、何作り笑いしてんの?」


そー君は綺麗に壊してくれた



おーぅい!!!

私の努力をさっくり壊すなし!!w



「え、あ?うん?」



「まぁ、帰ったらゆっくり聞くわ。また、どうしょもない事で悩んでるんだろ?w」



「むぅーん。」



「帰ったら聞いてやるから、それまで頑張れるかな?我慢できるかな?」



そー君が優しく微笑む



「できるもん!」



リサの一件以来、そー君はわかりやすい優しさを多く見せるようになった

それはとても喜ばしい事であり、幸せなことだった


でも、それだけそー君にも心配をかけたって事だったのだろう




あの一件で、そー君がどんなに悩んだかなんて

私は全然気がつきもしなかった



本当、鈍感だったんだなと・・・

周りを見る余裕なんて全然なかったんだなと・・・






その日はすごい勢いで中堅所が着いてくれた

必死で名前を覚えようとする私だったが・・・



営業終了前の憧れの聖夜さんの登場で、それまで覚えようとしていたすべてが消し飛んだのだった



「はじめまして、聖夜です。」




うおおおおおおおおおおおおおおおおおお



生聖夜さん(*゜∇゜)=3ハフンハフン



「聖夜さん、わざわざありがとうございます。」



そー君がお礼を言う



私は見惚れてまだ何も言えない



「いやいや、こちらこそ光栄ですよ。俺のファンなんて言ってくれる人いないからね~。」



綺麗な顔が、極上の笑顔に変わる

本当に、光り輝いて見えた

私の脳内で特殊エフェクトでもつけたかのように・・・


まじで、悶え死ぬ・・・



「いいかげん、何か言葉を発しなさい!」



そー君に注意されて我に帰る



「あ、はい。本当にお会いできて嬉しいです。」



もう、わけのわからない言葉を発する



「緊張しすぎだから!!www」



そー君が笑いながらツッコム



「だって、まじで生聖夜さんですよ!?私の心のアイドルですよ!?」



意味もわからない発言が続く



「そこまで喜んでもらえるなんて思わなかったなぁ~。」


爽やかな話し方

爽やかな見た目

もう、言う事はないです・・・




本当に、見た目は素敵な人だった

まさに私の心のアイドル、心のオアシス

爽やかな感じで、白がとても似合う人だった




人を見た目で判断してはいけない




私はこの人から学ぶ事となった

そして、この人によって私はいろんな物を疑い始めるのだった


白で塗りつぶされてしまっていた黒に気がつけなかった私



この人にとって、私の周りを壊す事なんてきっと容易い事だったのだろう