誰かを好きになると言う事

誰かに好きになってもらえると言う事


必ずしも誰もが両想いになれるわけではない


少女コミックのように、素敵なハッピーエンドがいつも存在するわけではない

今まで終らなかった恋愛がなかったように・・・

今のこの恋だっていつか終りを迎える時が来るのだろう


そう思うと少し切なくなった



ダイちゃんの事を考えるとなんとも言えない気分になった


私は、ダイちゃんに辛い思いをさせているのだろうか・・・?

私はどうすれば・・・一番いいのだろうか・・・

私はどうすればいいのだろうか



考えても考えても、わからない事だらけで答えなんて出なかった



ただ、そー君と別れる気持ちなんてない


それだけは、ハッキリ言えた



だから、私は仕事後に飲みに行く

考えてもわからないなら、本能のままに進むしかないんだもの・・・



だけど・・・

やっぱり全く考えないようにするのなんて不可能な事だった



「今日も飲みに行くの?」



こうちゃんが私に問う



黙って頷く私



「一緒に住み始めたの?」



(゚ω゚)!?



「なんでわかった?」



「なんとなく、今日の出勤確認の電話でそう感じたから。」



「そっか・・・。」



なんで、この人はこんなになんでもお見通しなのだろう・・・

それは出会った頃からの事なのだけども

あんな普通の電話からそれを感じ取ってしまうなんて、私には理解のしがたい事だった



「よかったね。」



こうちゃんが笑顔で言う


なぜ、笑顔で言えるの?

私の事好きって言ったのに、どうして笑顔で言えるの?



「よかったの・・・かな・・・?」



なんとも、よくわからない返事を返す


それは、昨日抱いた不安からなのか、こうちゃんの気持ちがよくわからなかったからなのか・・・




「そんな微妙な返事しないの。」



「うん・・・。」



なんだよ・・・

みんなの言う好きってなんなんだよ!?

好きだったら、付き合いたいとか一緒にいたいって思うもんだよね!?

なんで、自分の好きだと言う人が他の男と一緒にいるのに笑顔でいれるの?


それは、こうちゃんが寛大だから?


私はそー君が他の客と2人きりで外で会うって聞くだけでなんとも言えない感情を抱くよ?

未だに、ユリエに言われた結婚してるって話を急に思い出して苦しむよ?切なくなるよ?


それは、私が未熟だから?

それは、私がヤキモチ妬きすぎるから??


好きって何なの・・・?




私の複雑そうな表情を見て、こうちゃんは言った



「考えても答えが出ない事ってのは、答えは一つじゃないんだよ。急いで答えを出す必要なんてない。何が正解かなんて、誰にもわからないんだから。」




そうなのかな・・・じゃぁ・・・答えが出るまでずっとモヤモヤしていなければいけないのかな・・・?


なんで、こうちゃんはそんなに何でもわかってるのかな・・・?




「うん・・・。」



納得はしてないけど、返事をする



「あまり、悩んでばっかいると幸せは逃げちゃうよ?笑顔上手が幸せ上手ってね!」



と、こうちゃんは笑った



「うん。そうだね(*´∇`)」



「じゃ、気を付けて遊びに行っておいで。また明日ね。」



「うん、お疲れ様でした~(*´∇`)ノシ」




笑顔上手が幸せ上手

いつも、私に笑顔で優しくしてくれていた

いつも、私に辛い思いをさせまいとしてくれた

必ず、辛い時に助けてくれた


あの、笑顔も私のための作り笑顔だって気がついたのは

あなたを散々苦しめた後だったよね・・・