こうちゃんの隣で、電話が終わるのを待つ

本部長の声は聞こえないけれど、どうやらアヤカから本部長に電話がいったようだった



「いえ、ケンカが直接的な原因なわけではなくてですね。元々、いろいろと問題が多かったんですよ。」



一生懸命、アヤカの素行について説明を始める



「何より、遅刻も多すぎて、罰金とってないですけれど、それにも限度がありますよ。本人は着ていないの客は来てる。その間ヘルプつけてないといけませんし・・・指名かぶっててヘルプならまだしも、本人遅刻だからヘルプって言うのは、さすがに女の子もいい気分にはならないですよ。」



そりゃそうだ



「これで、素行のいい子が腹を立てて辞めてしまった方が困るんです。今回の事で両成敗と思ってアスカさんも一緒にクビにしましたけれど、それによって仲の良い、レイナさんやゆいさんたちがが辞めるとか言い出したらって思うこともあるんですよ。」



ふむふむ



「目先の稼ぎを見ればアヤカさん辞めさせるのは微妙ですけれど、あの子によって他の女の子が稼げる素質を潰されてるのも事実ですから。アヤカさん以上に稼げる子が増える可能性を大事にしたいですね。」



ほーぅ。

やっぱ、こうちゃんて店長なのね



この電話の内容聞いちゃったら・・・もうアスカのクビの事は文句言いにくいな・・・w



結局、2人ともクビと言う事で話はまとまったらしい、途中から電話の内容が別の話題になっていた。



電話を終えてこうちゃんが、大きく一回ため息をついた



「お疲れ様('ω'*)♪」



「緊張した・・・。」



でも、がんばったね。

と私は微笑んだ



こうちゃんもにっこり微笑んだ



「失礼します、藤崎さん・・・」



そこへ、ニノキチが入ってくる



言いかけて、止まる



入り口で止まってるニノキチ

目線は私達の繋がれたままの手


繋いでること忘れてたが・・・

さすがに・・・まずいか・・・?




「電話終わったなら、戻しますね。」



そう言って、子機を手に取り出て行く



「ごゆっくり」



トゲのある言い方をして、ドアを閉めて立ち去る





「さすがに・・・まずいかな・・・?」



私がポツリと言う



「ん?何が?」


笑顔でこうちゃんが聞き返す

わかってて聞き返してる・・・


最近、あんまアプローチされてなかったから油断してたけど・・・

これって、かなりまずい状況だったんじゃ・・・?



「せっかく、ごゆっくりとか言ってくれたし、ごゆっくりしちゃう?」



(゚ω゚)

ごゆっくり何するのさ・・・(;´ω`)

私をからかわないで・・・



「な、なにがよっ」



途端に動揺する私



「あはは。ゆいちゃんは隙ありすぎ。このまま俺に押し倒されても文句言えないよ?俺、告白してるんだし。」



う・・・

まぁ・・・そうですけど・・・。



「それに、ゆいちゃん俺の事拒めないでしょ?」



う・・・

そうです・・・きっと拒めません・・・



「少しは強引に行った方がいいのかな?」



そんなの答えられません・・・



うー・・・こうちゃん意地悪・・・



「あはは。いじめすぎたかな?」



終始無言の私を見て、こうちゃんは笑う




「少しは俺のこと好きになってくれてるのがわかったから、いいや。押し倒すのは、またの機会ね♪」



ダメだ・・・私・・・かなりこうちゃんにやられて来てる・・・。




浮気するなよってそー君は私に言いましたけど・・・

なんか浮気と言うより・・・本気になりそうです・・・

だから、ちゃんと私の心捕まえておいてくれないと・・・困ります(´・ω・`)