前から聞いてたとは言え
やはり突然にその言葉は言われた
実際はもう少し早い時期からそんな事を言われてたかもしれないけれど
カオルの結婚話に翻弄されていた私の頭にはそれを重要な事だと認識してなかったからなのだが
「予定通り、明後日から働くから。」
(゚ω゚)!
忘れてた・・・
そー君がやっと有名店で働き始める
今までのんびり過ごしてた仕事後の時間がホストへ行く時間へと変わる
今まで気にせずにいたお金がホストへと消え始める
「いつも通り来てくれるだけでいいから、最低料金で飲んで帰ってくれればいいから。」
お金の負担は最小限で済むようにしてくれてるのはわかるけれど
それでも・・・のんびり働いてたらお金は増えない・・・
そろそろ、気合入れ始めないとな・・・
そんなわけで、私は指名客を呼ぶ事に必死になり始めた
新規客の開拓も率先してやりはじめた
それこそ、アヤカのヘルプなんてしてるヒマなどないくらいに・・・
「最近、調子戻ってきたのかな?」
こうちゃんが笑顔で言う
「甘える時間はもう、おしまい♪いい時給貰ってるんだし、気合いれてがんばるよ。」
「それはそれは、頼もしい限りだけど・・・彼氏と何かあったの?」
「え・・・?」
「ゆいちゃんは彼氏のために働くって感じだから、お金が必要になるような状況になったのかな?って」
まぁ・・・その通りですけども・・・
「まぁ、多少は・・・?w」
「そっかそっか。でも、もう風俗には行かせないからね。うちの店も辞めさせないからね。」
「辞める気なんてないよ(ノω`*)」
辞めろって言われたって辞めたくないもん
「最近、ミレイちゃんもマヤさんもやる気出してる感じがするけど、カオルさんの影響かな?」
「どうなんだろ?アスカも含めて、3人とも少し様子が変だけど、やる気だしてたのかぁ~。」
「ミレイちゃんと、マヤさんはいい感じで指名伸びてるねぇ。アスカさんは変わらずだけど・・・。」
まぁ・・・アスカは・・・
見た目的に高レベルとは言い難い上に、キャラがお笑い系なので、うちの店ではどうしてもヘルプ向けになってしまっているから・・・
「がんばってるなら、そのうちアスカも結果ついてくるって(〃'∀')o_彡☆」
「まぁ、あの子は出勤率いいから、助かってるけどね。」
結果はいつか、ついてくるだろう・・・
そんなのんびりした考えは他人事だからだったのだけど
アスカ本人は、そんなのんびりした事考えてる余裕はなかったみたいだ・・・
みんなの微妙な変化が重なってなのか・・・
それとも、そうでなくても起こる事だったのか・・・
「あんた、うざいんだけど!!!」
営業も終わりに近づいていた時間帯
女の子もだいぶお酒が入り、多少酔い気味の子もいる時間帯だ
そんな中で、アヤカの怒鳴り声が待機席に響き渡った
正確には、指名客の接客中だった私の席にまで聞こえていたので
店内に響き渡ったと言ってもいいだろう
(゚ω゚)!?
今度は何・・・?
怒ったら止まらないアヤカである
接客しながらも、気が気ではなかった・・・
けんちゃんがその声を聞いて、慌てて走っていくのが見えた
そして、すぐに、アヤカを更衣室に連れて行く
その後ろからアスカも更衣室へ・・・
あんたうざいんだけどの相手はアスカのようだ・・・
アスカとアヤカってだけで、もう憂鬱な気分だ
どっちも、我が強い
大事にならなければいいが、けんちゃんじゃうまく治められないんじゃないかな
また、揉め事の始まりか・・・(´・ω・`)