マヤちゃんはとてもいい子だった
よく笑って、気遣いが上手で、話しやすくって・・・
その場限りの付き合いだと思っていたけれど
お酒飲んだ勢いって言うのかな・・・流れって言うか・・・
携帯の番号の交換をした
と、言っても私が自分からかける事なんてほとんどないし・・・
向こうもかけてこないだろうし、教えても問題ないかなって思ったから
でも、そうじゃなかったww
気さくなマヤちゃんは結構頻繁に電話をくれた
マヤちゃんは年上だけども、話しやすいし、話してて楽しかった
変なきっかけだったけど、いい出会いだったなって思えた
仕事も気張らなくていいし、移籍前で働いていないから毎週そー君と会えたし
久しぶりに穏やかな日々を送っていた
そー君と付き合いだしてから、これほど穏やかだった時はあっただろうか
いつも不安や疑念に悩まされていたり
仕事へのストレスを持ってイライラしていたり
寂しさに泣いたり・・・
そんな気持ちが渦巻いていたのに、今ではそれが嘘のように消えていた
だって、移籍する時にそー君は我が家に引っ越してくる事になっていた
もう、それが嬉しくて仕方なかったんだと思う
また、一緒に暮らせる
どんな、愛の言葉を貰うよりも、嬉しかった
きっと、これから幸せな毎日が待っている
そんな期待に胸を躍らせていた
都心に出てきて約1年、いろんな事があった
いろんな人に出会った
都心には、私を魅了する物や人がいっぱいあって、いろんな事を私に教えてくれた
そして、、いろんな人に支えて貰って来た
そー君と住むと言う事は・・・
もう、毎日のように気軽にダイちゃんと電話ができなくなる
本当に辛かった時に、一番に駆けつけて助けてくれたダイちゃん
でも、もう電話できないよ・・・なんて、言い難くて・・・
これで、関係が切れてしまうのなんて嫌だったから
散々、甘えておいて今更なんだけどね・・・
そー君だけいれば、それでいいって思ってたけど
そうじゃない。
彼氏は一人いればいいけど、それだけじゃダメなんだ
彼氏と2人きりじゃ、生きていけない
みんなが居てくれるからがんばれたんだ
そー君がきっかけで出てきた都心
大切な人がいっぱいできた
みんなが居てくれたからこそ、今の私がある
いつまでも、みんなと仲良くしていたかった
誰かを、選んだら・・・誰かと別れなければいけない状況もある
誰もが幸せになる道がいつもあるとは限らないって、理解してなかったんだ・・・