アヤカのフリーダムはそれだけでおさまらなかった

彼女はなんとも言えないほどの遅刻癖を持っていた


8時出勤でも平気で9時過ぎに来たり・・・


それがほぼ毎日のようにあるから困ったもんだった



「毎日遅刻ってなんで、遅刻するの?」



「起きれないの~。」



「目覚ましは?」



「かけてるよ~。でも起きれないの~。」



「罰金すごそうだけど・・・大丈夫なん?せっかく指名呼んで稼いでるのに(´x`*)」



「罰金ないよ~。」



え・・・?(´x`*)



「ないの?」



「うん。引き抜かれるときに罰金一切取らないって言う約束で引き抜かれたから~。」



なんて事だい・・・(・ω・;)(;・ω・)



「じゃぁ、給料は大丈夫なんだね~。」



「問題なーい。」



でも、人として問題あるよ?

いくら罰金ないからと言っても、時間通りの来ようよ(・ω・;)(;・ω・)

それが仕事ってもんだろうに・・・



アヤカのフリーダムさに疲れ始めてきた


「ゆいさ~ん。なんか、ゆいさんらしくないですねー。」


ミレイが心配そうに近づいてくる


「ちょっと、フリーダムに振り回されてるからね(・ω・;)(;・ω・)」



「ゆいさんは、面倒見いいですけど、ずっとヘルプしてるべき人じゃないですよぉ・・・。」



「まぁ・・・でも頼まれちゃうから(・ω・;)(;・ω・)」



「ミレイの中でのゆいさんて・・・なんて言うのかな・・・先に進んで引っ張ってくれる人って感じがしてたんです。」



「ほぅ(´x`*)?」



「なんか、今は後方支援って感じがします。」



「ほぅ・・・(´x`*)?」



「上手く言えないですけど、昔はガツガツ進んでた感じだったのに、今は進んでない感じ」



「んー・・・(´x`*) なんとなく言いたい事はわかった。」



「ざっくり言うと、店側の人間ぽいです。」



確かに・・・最近店側っぽい動きばっかだよなぁ・・・

キャバ嬢らしい動き少ないかも・・・

まあ、指名客もそんなに多いわけじゃないから当然なのだけど


今、NO張り合うほどの勢いは私にはない


もう少し自分が落ち着くまで、後方支援でもいいんじゃないか・・・そんな気分だった



「そんなにアヤカさんのヘルプ周りしなくてもいいと思うんですけど~。なんか、ユリエさんっぽい考え方あって少しミレイはキライです。」



ユリエ・・・懐かしい(´ω`)

そういや、ケンカしたっけねぇ・・・


確かにあの頃は負けん気強かったよなぁ

ユリエには負けたくないって思ったよなぁ

自分が稼ぐのに必死だったけ・・・


でも、今はガツガツ行く気分に・・・どうしてもなれないんだ

リサの事だけじゃなくて・・・

がんばる事に少し疲れたんだよ

しばらくは・・・ゆっくりしていたいんだ