セクキャバを辞めてたのは2、3ヶ月程

以前の客は意外とすんなり戻って来てくれたし

相沢さんや、まさき君、エミさん、若菜さん達にも、手荒い(?)歓迎も受けた


上手く笑えてないかもしれない、それでも働いてるからには全力で接客

今の私にできる事はちゃんとやろうと・・・



夏を前にして、女の子の入れ替えが頻繁になっていて

やたらと新しい女の子が増えたり、いつの間にか来なくなってる子がいたり・・・


そんな中、こうちゃんやけんちゃんが一目置くらしい女の子が入店した

同じ六本木のセクキャバでNO.1だった子らしいのだが・・・

どうやら本部長が引き抜いてきたらしい



「はじめまして、アヤカでーす。」



見た感じはそこまで物凄い美人ってわけでもない

化粧もそこまで濃くもないし、下手すれば高校生にも見えるような女の子

なんとも、適当そうな挨拶


ほーぅ・・・この子がNO.1だったのかぁ

きっと、すごい接客テクだか、営業テクがあるんだろうなぁ



「ゆいさんと同い年なんで、わからな事あったらゆいさんに聞いてください」



こうちゃんが、私にアヤカさんのサポートをさせようとする



嫌よ(´x`*)

もっと古株の子にたのみなよ(´x`*)



「よろしく~。」



さっそくタメ口( ゚ェ゚)

ま、同い年だからいいけども・・・



「よろしくね~」



「あれでしょ~?別にシステムとか特に変わらないんでしょ?」



「個室とかの事かな?」



「うん。まぁ、わからなかったら聞く~。」



「うん、そうして~。」



ほーぅ。

なんて言うんだろ・・・

良く言えばなつっこい?



なんか・・・フリーダムな子っぽいな・・・

できるだけ関わりたくないかも・・・

振り回されるのだけは勘弁(´x`*)




とか、思ったけども

さすがは、NO.1だっただけあり

指名客の数はすごかった


しかし、思った事をすぐに口に出す子で・・・



「ちょっとー、あの子ヘルプとして全然ダメ~。もう二度とヘルプにつけないでよ~。」



「あの子と一緒の席だとやり難いから、一緒につけないで~。」



「あたし、あの席ならあの人に着きたい~。」



ただの我儘のような気もするけれど・・・


いくら指名取れてるとは言え・・・他の女の子には関係のない事

言われた女の子はいい気分はしない


入店早々、アヤカは浮きはじめていた・・・



「ねぇ、ゆいちゃん。あの指名の席ボトルあけちゃいたいから、ヘルプついてよ。」



「あー、おkおk。じゃぁ、けんちゃんにヘルプ着けるようにお願いしてくるわ。」



振り回されたくないと思いながらも、頼まれると断れないのが私(´x`*)

本当、どうしょもない性格だよ・・・



「ねぇ、ゆいちゃん。あの客いつも個室行くの渋るから、それとなくヘルプについて、個室行くように勧めてよ。」



「あーおkおk。」



気がつけば、アヤカのヘルプ周りばかりになっていた・・・



何やってんだ・・・私( ゚ェ゚)



「いい様に使われちゃってるじゃないですか。」



ニノキチが顔をしかめながら、言ってくる



「ね・・・。どうして断れないんだろ・・・(´x`*)いや、まぁ断る理由もないんだけどさ・・・。」



「本当、お人好しっすよね。」



「言うな!わかってる。でも、直らないのだよ(´x`*)」



「健太郎さんも、他の女の子がヘルプ着きたがらないからって、ゆいさん当てにしちゃってますからね。」



「当てにしないでよ・・・アヤカの専属ヘルプじゃないのよん・・・。」



「女の子に強く言えないのが健太郎さんですからね。」



「んもぅ・・・(´x`*)」



でも、いい時給出して貰ってるわけだし・・・

サポートに徹っすることになっても仕方ないよね

店の売り上げに貢献してこその高時給なわけだし・・・



しかし、私のお人好しにも限度がある

いつ、限界値突破するかは自分でもわからなかったけれど・・・