なんで・・・

美味しいもの食べに行こうって約束してたのに

一緒に気晴らししようって言ってたのに・・・


どうして・・・?



「連絡あったから、行こうか。大丈夫?」



まだ、放心しながら泣き続けてる私に声をかけてくれる店員さん



「大丈夫です。行きましょう。」



とにかく、生きてて・・・お願い・・・



5階から落ちるってのはどの程度なのだろうか・・・

助かる確率ってのはどれ程なの・・・?


でも、中学の時に友達が7階か落ちると言う事故があったけど

奇跡的に生きていた

だから、リサも大丈夫だよね・・・?


店員さんとタクシーで病院に向かう間

ずっと、祈っていた


お願い、生きて・・・

死んじゃったらダメだよ


これから、きっといくらでも幸せなんて来る

死んでしまったら、何もないじゃないか・・・


お願い・・・生きて・・・





病院に着いた時

すでに、リサはこの世にはいなかった・・・


病院に運ばれた時点で心肺停止状態だったらしい



体に力が入らなかった

そのままそこにへたれ込む


親族でもない私はリサの遺体に会うこともできず

そのまま警察の事情聴取みたいなものを受けた

ただ泣き続ける私相手に、リサとの関係や、今日のリサとの約束の事、最近のリサの様子などを聞いていた



「最近、鬱っぽい感じではあったけど。今日一緒に気晴らしするって約束してました。飛び降りるほど鬱なようには見えませんでした。」



そうだよ・・・リサが自分から死のうとするわけないじゃん

リサが死にたいと思ってたのはあるかもしれない・・・

だけど、リサは自分から死のうとなんてしないよ・・・


私は、リサが死んだ事を認めたくなんてなかった



だって、急にどう受け入れたらいいの?

どうやって受け入れればいいの?



誰も飛び降りる所を見てないと言う事から

事故か自殺かの線で調べると言っていたど・・・



どっちでも、リサはもういないんだ・・・



連絡先みたいなのを聞かれ、私は帰っていいと言われた




帰っていいって・・・帰ったってリサはいない・・・


一人とり残されたようなそんな気分だった

悲しい、寂しい、そんな簡単な言葉じゃ表せない

立っている事さえ辛かった


私・・・なんで生きてるんだろう・・・



また、リサが辛い時に何もしてあげられてなかったんだ・・・

また、助けてあげれなかったんだ・・・


もう、悔やんだところでリサはいないのに・・・


私・・・なんで生きてるんだろう・・・




家に帰っても、ただベッドの中で泣き続けた

ただ、泣くことしかできなかった


こういう時どうすればいいかなんて、学校じゃ教えてくれなかったもん

こういう時どうすればいいかなんて、誰も教えてくれなかったもん



こういう時・・・誰かに助けを求めてもいいの・・・?


誰かにすがってもいいの・・・?


悲しみと、寂しさに潰されそうだよ・・・