部屋に入ると、ベットにうずくまってるリサがいた


「リサ・・・?大丈夫??」


やっぱり、返事はない・・・

なんだか不安になる

生きてるよね・・・?


そっとリサの肩に手を乗せる


「リサ?」


手が触れた瞬間にリサが飛び起きた

私の手を振り払う


「やだ!!」


叫ぶリサ

私は一瞬何が起きたのかわからなかった


その時、店員が部屋にきた


「リサちゃん大丈夫?」


もちろん店員の問いに答えない


「やだ!やだ!」


そう叫んだかと思うと、その場で嘔吐しはじめるリサ


立ち尽くす私と店員



どうすればいいのかわからない・・・


泣きながら嘔吐するリサ



「お、お水持ってくる・・・」


そう言って店員がフロントへ走った



さっき手を振り払われたので、リサに触れていいのかわからない・・・


「リサ?大丈夫?」


ただ・・・そう問う事しかできなかった・・・


それでも見てるだけなんてできない私は


肩で息をしながら、嘔吐を続けるリサにそっと近づいて背中をさする

店員が水を持って戻ってくる



しばらく背中をさすり続けると、リサが少し落ち着く

水を渡してゆっくり飲ませる



リサの目は虚ろで、何を見ているのかわからない

私の声が届いてるのかわからなかったが・・・

とりあえず、私の個室に移動させて寝かせる

また、いつ嘔吐してもいいようにバケツも準備した



リサの個室を掃除しはじめる店員


「ごめん、掃除手伝うよ。」


そう言って、掃除をしようとすると


「大丈夫だから、リサちゃん見ててあげて、また急に吐くかもしれないし・・・」


「わかった・・・」



リサの所に戻るが、リサはただ天井を眺めていた

焦点があってるのか、本当に天井が見えてるのか・・・

私が隣にいる事にも気がついていないような

そんな感じだった





どれくらい、そうしていただろうか・・・

私も、リサもただぼーっとしていた。



「ゆいちん・・・?」



リサの声がしたので、リサを見る



「少し、落ち着いた?」


「うん。」


「今日は一緒に帰ろう・・・ね・・・?」


「・・・うん。」


素直に返事してくれて良かった・・・・

少し安堵して、リサに微笑む