倉田さんは週に1~2回のペースでお店に来てくれた

そして、持ってくるコスプレは毎回違った


倉田さんの部屋がどんななのか気になって仕方なかった


しかし、若いのによく通うな~

お金なんでそんなにあるんだろうか(´・ω・`)?

しかも、次回はこのキャラのやるからね

と、教材としてゲームや本をくれるから困ったもんだった

次来るまでに予習しておけよ的な圧力がすごく

私は渡されたその日に必死にゲームをしたりしたものだった

でも、何気にギャルゲーとかおもしろかったので苦ではなかったけども



まぁ、そんな風に変わらぬ生活を送っていた

雑誌にもちょくちょく出てるし、客付きもよかったので安定して稼げていたし

何より、店の居心地がよかった

個室もまるで自分の部屋のように固定されて、私物も置いてあるし

第二の我が家のようになっていた



ある日家でテレビを見ていると

18歳女性死後1ヵ月で発見

みたいなニュースがやっていた

なんでも、男の部屋から見つかったそうで、容疑者はその男だったらしいのだが

まぁ、たまにある事件だろう程度にしか捕らえてなかった私は

特に気にもとめていなかった



次の日、仕事に行くと店の入り口に3、4人の男の人がいて

店長となにやら話をしていた



客・・・?

にしては、店長の顔が険しい

そそくさと店に入り、自分の個室に行く


「ゆいちんゆいちん!事件なりよ。」


リサが飛び込んでくる


「なにさ?個室が汚すぎて発火したとか?w」


冗談で返すが、リサの顔はまじだった


「違うなりよ!ニュース見てないなり?18歳の女の子が殺された~ってヤツ」


「あ~~~~。ちらっと見た。」


「今、その関係で警察やら記者やらがいっぱい来てるなりよ。」


「え?うちの店何か関係あるの?」


「前ここにあった風俗の店で働いてたらしいなりよ。そいで、その後できたうちの店でも働いてたんじゃないかーって。ついでに、働いてた時ってまだ18歳になってなかったらしいなりよ。未成年使ってるんじゃないかーって。」


「あら、それは一大事じゃんね。」


「そうなりよ~。今日はおかげで全然仕事にならないなり。」


「それは嫌だ(`ω′)!」


なんて、迷惑な話だろうか・・・

前にあった店のせいで仕事にならないとか・・・

殺されてしまった子はかわいそうだが、18になってない子を雇う店も悪いが

働こうとしたその子も問題だ(`ω′)!


その日は本当にヒマで個室でずっとリサと事件の話をしていた


夜になり、やっと記者なども退いたらしく、やっと客に着くことができた


「写真指名の60分コースね。女子高生コスプレで。」



「はーい(*´∇`)ノ」



女子高生の格好をして客を迎える

シャワーの支度をしようとしてると


「あ、シャワーもいいし、プレイもしなくていいから。」


...Σ(゚ω゚ )?


「今君が貰ってる給料の1ヶ月分払うからさ。殺された女の子の事教えてくれないかな?」


( ゚ェ゚)・∵.

記者の方ですか・・・


最初に金を積むとは(〃'∀')o_彡☆

そんなに必死なのか?

なんかちょっと気に食わない態度だけども

風俗嬢の給料知ってるのかしら(ノ´∀`*)


「えっとー・・・私はいったばっかなんで、知らないんですよぉ~。」


「じゃぁ、2ヶ月分払うから、ね!」


増えた(ノ´∀`*)

それ200万越えってわかってんのかな(〃'∀')o_彡☆

上から目線的な態度に少しいらっとしながらも


「でも、本当に知らないんで~。教えたくても教えれないんですよ~。」


実際はリサからいろいろ聞いて知ってるわけだけども

話すつもりなんてないぜ(`ω′)!


「本当に知らないの?」


「本当にまだこの店に来て日が浅いんです~。」


「そっか~なら知らないんだね~。」



やっと諦めたのか

ベッドに横になる


その横に腰掛ける私


「綺麗な肌だね~。」


本当はプレイしたいんじゃないの(〃'∀')o_彡☆

ま、しないけどね(`ω′)!


「なんで風俗で働いてるの?」


それを聞くのか( ゚ェ゚)


「なんとなくですよ(*´∇`)」


「え、なんとなく?」


「前はキャバクラで働いてたんですけど、いろんな人が来ていらんな人に会えていろんな考え方に会えるんですよね。風俗だとキャバクラとはまた違った人達が来て、違った事を望む人がいて。いろんな人に出会う事が自分にとって成長する要素なんじゃないかなって思って。」


「へー。成長できた?」


「どうでしょうね(*´∇`) 人間の汚い部分をいっぱい見れた事は間違いないですね。人を見る目だけは養えたんじゃないですかね。」


「なるほどねぇ。女の子なのに、何かさっぱりしてるね。まぁ、おじさんから言わせて貰えば所詮女なんて男に尻尾振ってるのが一番だと思うけどねぇ」


あら・・・所詮って言っちゃったよ・・・


「それが一番かわいいですよね(*´∇`)」


「そうだよ、一番かわいいよ」


所詮女なんてって思ってる男には、それが一番楽なんだよ




結局、記者の人は何もしないで帰っていった

私はすぐに店長に報告した


「めっちゃムカツク人だったし、何も話してないから安心しておくれ(*´∇`)」


「そっかー。まじめんどくさい事になってきたなー。売り上げは下がるし散々だよー。」


「ねー・・・客入り悪いもんねー・・・。」



それから数日は本当にヒマな日が続いて、ぶっちゃけ仕事にならなかった。

あんまり疲れないので、なかなか眠くならず生活リズムがどんどん崩れていった。