サラと店に戻り、さっさと自分の個室で眠りにつこうとしたが

サラのテンションはあがったままだ


私の個室に来て話し続ける


「それでね~、美咲くんがねー('ω'*)♪」


(*´∇`)・・・

おいら・・・眠いよ・・・


延々と続くかと思われる、サラの美咲君の話

まぁ、確かにかっこよかったしねぇ・・・はしゃぐ気持ちもわかるんですけどねぇ



「ほらみて、先月はNO.2だったの」



ホスト雑誌を開き私に見せる



確かにNO.2の所に、美咲君の写真と名前がある

そして・・・NO.3のところにあのアイフルの潤君

NO.5に大輝君の名前があった



「へー・・・大輝君もNO入りしてるんだぁ。ぼ~っとしてるのに意外だ(〃'∀')o_彡☆」


「うんうん。大輝君て美咲君とすっごい仲良しなんだよぉ(*´∇`)だから、きっと大輝君指名したら4人で楽しく飲めるね~。」



いやいやいやいや・・・・

行く前にあなた、一回だけでいいからと言ったじゃないか


とは、思いつつも大輝君を結構気に入ってる私

ほとんど話せなかったせいか、もっと話してみたいと言う興味が沸いて来る



「でも、大輝君て完全友達営業で、色恋一切しないからね~。物足りないかもね~。」



別に、色恋なんて微塵も求めてないですけど( ゚ェ゚)



「そうなんだ~。でも、そのほうが気楽に飲めるからいいじゃん」


「だけどー。アフターとかも一切しないんだよぉ。それじゃ、つまんないじゃーん。」



アフターねぇ・・・

キャバ嬢だった時にアフターはできる限りしたくないと思ってた私

できる限りやんわり断ってた

誰だって給料でないのに、客と遊びになんか行きたくないっすよね

ついでに、家で待ってる彼女とかいたら可愛そうじゃないか

ただでさえ、ホストの彼女なんて不安なんだろうし・・・



それより、寝かせてくれ(`ω′)

起きるの遅いと稼げなくなるじゃないか(´;ω;`)ウッ…


しかし、そんな私の気持ちは伝わらず

サラの話はまだ続く・・・




どれくらい時間がたっただろうか

私の携帯が鳴る

そー君からだ


ちょっと罪悪感に襲われながらも電話に出る

彼氏からだと思ったのか、サラは気を利かせて自分の個室に戻っていった



「もしもーし」



なぜかドキドキしながら電話にでる



「おう!何してるの?」



「今から寝るとこだよ。」



「これから寝るの?どんな生活してんだ?あ、それよりさ。俺明日から1週間ほど海外に旅行行くからさ。電話もメールも繋がらないけど、寂しがらないでね。」



は・・・(゚ω゚)?



「え、海外ってどこ?誰と行くの?客?しかも、なんで前日に言うかな・・・」



「うん・・・まぁ、客だな。」



( ゚ェ゚)・・・

一緒に旅行に行く客ってどんな客よ(`ω′)

バリバリ色恋全開なんじゃないの(`ω′)!

泊りがけとかHするに決まってるじゃん(`ω′)!!

客と行くなら多少は隠そうよ(`ω′)!!!

いくらなんでも不愉快になるぞ(`ω′)!!!!



「ふーん。いってらっしゃい。」



あからさまに不機嫌な声で返事する私



「怒るなよ~。お前だからちゃんと正直に言ったんだろ~。」



確かに、客に他の客と旅行に行きますなんて言えないですよね



「じゃ、気をつけて行って来てね。」



それでも、不快なものは不快だ

さっさと電話を切る私


電話中にメールが来ていたようで、メールのマークがついてる

潤君からだった


送り指名してないので、なんとなく気まずい



『今日はありがとうござましたぁ♪今度はイケメンとも飲み比べしてね☆自分でイケメンって言うなって感じだけどww』



まぁ、当たり障りのないメールだった

適当に返事を返し、私は眠りにつく

明日も稼ぎたいんだから・・・



久々に、そー君の事でイライラしながら眠りについた


全然一緒にいてくれないじゃん・・・

2時間かけてこっちにまでは来ないのに、一週間も客と旅行に行く時間はあるわけだ・・・(`ω′)!

私っていったいなんなの・・・?

アフターするなとは言わないけど、さすがに旅行はないんじゃないの・・・?

大輝君みたいにアフターしないようにはできないものなのだろうか・・・

我儘な考えだとは思うけど、できればアフターなんてしてほしくなかったし

旅行なんて行ってほしくなかった