そー君が春樹にホストのうんちくを唱え始めたので
私は、トイレに立った
トイレで一息つき、鏡に映る自分の姿を見る
高校を出てまだ1年しか経っていないと言うのに
自分が随分変わったように思えた
こんな事を思うのは春樹に会ったからだろうか・・・
私は、変わってしまった自分に後悔しているのだろうか・・・
思いたくはないのに、自分が汚れてしまっていると思う
確かに風俗は嫌だ
でも、自分が自分を蔑んでしまったら・・・それこそ私はダメになってしまう
私は無理やり過去の自分をシャットダウンしようとした
今の私に自信を持たなければ・・・
「あれー??ゆいちーん?」
いきなり名前を呼ばれ声のした方を見る
そこにいたのは・・・
「サラ!?」
「なんで、こんなとこにいるのー?」
それは、こっちのセリフだ・・・
「サラこそ・・・なんでここに?」
「だって、海斗君の誕生日だもーん♪」
( ゚ェ゚)
「海斗君指名してるの?ってか、サラってこの辺出身だったの??」
「そうだよ~。もともとこの辺のキャバクラで働いてたし~。で、ゆいちんは、なんでいるの~?まさか、海斗君指名??」
「違うよ違うよ。」
慌てて、否定する私
「他店の担当ホストが祝いに来てて、その連れとして来たんだよ。」
「そっか~。セリナも一緒に来てるんだよ~。」
やっぱり、あの華の送り主は、二人だったのだ。
「後でシャンパンタワーやるからさ~一緒に飲もうよぉ~。」
( ゚ェ゚)・・・
いくら使う気なんだ・・・
「いや、でもホストと一緒に来てるから・・・それは、ムリかもしれない・・・(´・ω・`)」
「そのホストがいいって言えばいいんでしょー?」
「まぁね・・・」
言わないと思う( 'ェ')
そんな、雰囲気も察しないで
「じゃ、後でね~(*´∇`)」
そう言って、トイレを出て行くサラ
めんどくさい事にならなければいいが・・・(´・ω・`)
そう思いながら、私も席に戻る
「おう、遅かったな!便秘か?」
少し酔ってきたのか、そー君が元気に言ってくる
「いやー・・・トイレで今同じ店で働いてる子にばったり会った・・・。シャンパンタワーやるってはしゃいでたよ。」
「ほー。そっかそっか。」
あんまり気にする様子もないそー君
「え、それってサラとセリナ?」
変わりに春樹が食いついてくる
「え、うん。」
なんで、お前が食いつくんだ( ゚ェ゚)
「・・・なんで・・・」
ぼそっと呟く春樹
(。´-ω・)ン?
しかし、春樹はすぐに元の接客モードに戻った
なんだったんだ・・・?