「お、おはようございます」
昼の3時に私は店に出勤した
おそるおそると店の中に入る
カウンターにいたのは店長ではなく、ぽっちゃりしたお兄さんだった
「おはようございます。ゆいちゃんかな?」
「はい。今日からよろしくお願いします。」
「早番の担当のリュウです。よろしくね。じゃぁ、ゆいちゃんの部屋はB-5ね。Bはあっちの奥の入り口から入るからね。」
面接した時のプレイルームとは別の方のプレイルームに案内された
部屋の作りはたいして変わらず、違うのはベッドが普通のベッドだと言う事くらいだった
・・・寝心地はこっちの方がよさそう・・・
「待機する時はここの個室で待機しててもいいし、カウンターの裏にテレビあるからそっちで待機してもいいからね。ただ、カウンターの裏だと、他の女の子も待機してたりするからね。」
「はーい。」
風俗は基本的に個室待機してる所が多い
他の女の子と顔を合わせたくないとか、人間関係めんどくさいとか、そんな理由からってのもあるが
女の子によって優遇されたバックだったりもするから、他の女の子と話をされたくないと言う店もあるのだろう。
「もうすぐ店長くると思うから、そしたら講習して、店に置く写真撮るからね。」
「はい。」
講習はリュウさん相手にお客様のご案内から、洗体、プレイ、お見送りまでを説明と実践でやるだけだった。
本番強要の避け方とか、客から自分の体を守るためのアドバイスなどを教えてもらった。
こんなものか・・・と思いつつも、知らない人の性処理をすると言う行為が受け入れきれてはいなかった
写真を撮り終わり、客がつくまで部屋で待機していた。
狭くて暗い部屋、聞こえてくるのは有線の音楽と女の子の喘ぎ声
こんな所にずっといたら気がおかしくなりそうだな・・・
最初の客は40代後半くらいのサラリーマンだった
「今日はじめてなんだって?かわいいねぇ、幼い顔してるねぇ。いいねぇ。」
コスプレをセーラー服って選んでるあたりからしてロリコンなのだろう。
なんとも言えない嫌な気分になるが、これも仕事
恥ずかしそうに照れて笑ってみせる私
シャワーを浴び終えると
客が制服の上からじっくり体を触り、私の体を責め始める
ある程度客が満足した辺りで、私が客を責めて素股で抜いて終わる
その間に会話なんてほとんどない
言葉で勝負のキャバクラとは違い、テクニックと雰囲気勝負なイメクラ
駆け引きとかがなくて楽と言えば楽だが
流れ作業ができそうなこの仕事をおもしろいとは微塵も思えそうになかった
どんな客についても、プレイ内容なんてほとんど同じ
交わす言葉もほとんど同じ
キャバクラに比べればよっぽど簡単な仕事だ
嫌悪感さえなければ・・・
不快感さえなければ・・・