家に帰り、ミレイの事を考える
やっぱ・・・女いるのかな・・・
「おうおう。憂鬱そうに考え込んじゃって。俺の事は放置かい。」
そー君が私のほっぺをつねり顔を覗き込んでくる
「んー・・・」
私はミレイの事を話してみた
そー君は一通り聞いた後に笑いながら言った
「そりゃ、お前他に女ができただろうよ。できたと言い切るのは早いが、たぶん他に言い寄ってくる女が現れたのは間違いないだろうな。」
「なんで、そう思う?」
「ミレイちゃんの事好きだけど、別れるってのはだな。確かにミレイちゃんの事は好きかもしれないし、もしくは情がかなり移ってるんだろうけど。新しく言い寄ってきた女もどんなもんか知りたいんだよ。それでな、とりあえずどんな女か知るには付き合ってみるのが一番早いからな。それで、付き合ってみてミレイちゃんの方がいいなと思ったら、ミレイちゃんのところに戻ろうって考えさ。やっぱ、お前がいないとダメだ・・・とか言えば戻るのは簡単だろうしな。」
「付き合ってみないとわかんないから、ミレイをふったの?」
「そうだな。もしくは、新鮮な恋愛を求めてるのかもな。付き合い始めの色ボケ期間て楽しいだろう。」
「ふーん・・・」
「つまり、男はミレイちゃんが自分の事を好きだって自信があったから、そう言う行動にでたんだろうよ。」
「調子いいんだね。男って・・・。」
「そりゃな。まぁ、その新しい女がよほどいい女じゃない限り、ミレイちゃんのところに戻ってくると思うけどな。」
「なんでそう思うの?」
「一緒に暮らしてたってのは、それだけお互いを理解してなきゃできないからな。色ボケが終わった頃に、絶対にミレイちゃんと比較する時がでてくるはず。長い間一緒に暮らすってのは好き同士でも結構難しいからな。一緒に暮らしてたミレイちゃんの方が彼を理解してるのは間違いないだろうから。その辺で、男が物足りなさを感じるって事だよ。ミレイならわかってくれたのにって思う時が絶対あるから。」
「ふーん・・・。」
なんだか、納得はできたが・・・
これで、ミレイのところに戻ってきてもただの都合のいい女のようにも思える
「それを、受けいれるか、跳ね返すかはミレイちゃん次第って事かな。」
「むぅ・・・・。」
「なんで、お前が不服そうな顔するんだよwww」
だって、なんか振り回されてるミレイがかわいそうだ
「ミレイはとりあえず、これからどうすればいいの?」
「そーだなぁ・・・。とりあえず、友達の関係は続けるんだろ?だったら、追わずに普通に友達やってればいいと思うぞ。今、ムリに追っても逆効果だからな。」
「その、普通に友達ってのが辛いんだろうに・・・。好きなのに・・・。」
そー君は笑いながら私の頭を撫でた
「好きな人がいる女ってのは強いぞ。今はショックがでかすぎて塞ぎ込んでるかもしれないけどな。少しでも前向きになれれば、取り戻すにはどうすればいいか考えるはずだよ。少しでも前向きにさせるのが、相談されたお前の役目!」
がんばれよと、笑うそー君
そー君が言ってる事は正しいのかもしれないけど
ミレイの所に彼は帰ってくるかもしれないけど
でも、前と同じようには戻れないだろうに・・・
今回、ミレイが負った傷ってのは、たぶんキレイに消えることはなくて
ヨリが戻ったとしても、浮気するかもって言う疑心が消えないだろう
ミレイにとって、ヨリを戻す事が一番幸せなのだろうか・・・
どっちにしても、私はミレイの彼氏に怒りを覚えた
もし、女が本当にいたとしたら・・・
ミレイはどれだけ傷つくのだろうか・・・