ミレイの家に着き

ミレイの姿を見て驚いた


泣きはらした顔、そして、やつれていた・・・

明るくて可愛いミレイからは想像もできないような死んだような目


とりあえず、泣いてるミレイから話を聞く



「何があったの??」



「彼氏が・・・」



ミレイの彼氏は学生で同い年だった

地元が一緒で、彼が大学進学と一緒にこっちに出てきて

ほとんど一緒に暮らしていた

彼にも自分の借りてる部屋があったが、そっちには荷物を取りに行く程度だったらしい



「最初は、ほんのちょっとの事だと思ってたんですけど・・・。」



ある日を境に彼が目を合わさなくなりました

寝るときに腕枕をしてくれなくなりました

もちろん、Hもなくなりました

頻繁に携帯にメールが来るようになりました


その辺で、彼の様子がおかしいことには気がついてたんです


それで、ある日彼は帰ってきませんでした

やらなきゃいけないレポートあるから自分の家に帰るとだけ言われて

だから、私夜食だけ持って行って帰ろうと思ってたんです

それで・・・家に行ったら・・・



彼は家に居ませんでした



それで・・・おかしいなって思って


でも・・・問い詰めることもできなくて

しばらくは、そのままだったんです

違和感はありながらも、変わらず一緒に居たんです



でも、この前急に・・・



「別れよう」



そう、言われて・・・

理由は勉強に集中したいからって・・・



それが、真実ならいいんです

私が勉強の妨げになるなら仕方ないんです


でも、頻繁に鳴ってた携帯

家に居なかった事

他に女ができたんじゃないかって思ってしまうんです


彼は、私の事はまだ好きだとは言ってくれます

でも・・・どうしても女がいるんじゃないかと疑ってしまうんです・・・


だって・・・好きだって言ってもらえるけど

前のように気持ちがないのが・・・わかっちゃうんです

もう、彼の中では終わりにしたいんだって・・・わかっちゃうんです


もう、彼を繋ぎ止める事ができないのはわかってるんです

でも・・・今まで毎日一緒にいたのに・・・

急にいなくなってしまうなんて、考えられないんです

寂しくて、苦しくて、どうしていいのかわかんないんです



何度、携帯を見てしまおうかと思った事だろう・・・

それでも、現実を知るのが怖くて

決定的な物が出てきてしまったら・・・僅かな希望にすがることもできなくなってしまいそうで

でも、私はどうすればいいのかわからないんです

もう、諦めるしかないとはわかってるんです

それでも、頭から彼が離れなくて・・・何もする気になれないんです



そう言ってミレイは泣き崩れた



私はミレイの頭を撫でながら考えた



ただ単に、勉強に集中したいから別れるってのは身勝手すぎる

自分に甘えてる証拠だ

そんな、男と付き合ってたとしてミレイは幸せになれるのだろうか・・・


そしてもし、本当に女がいたとしたら・・・?

それこそ、最低

他に好きな女ができたのは仕方ないとしよう

その女の方が魅力的だったなら仕方ない

でも・・・それを言わないで、ミレイをふるってのは許しがたい

だって、これからも友達としては仲良くして行こうって事でしょ

ミレイがまだ好きなの知ってて、そんな事言うなんて

上手くキープしとけばいいとか思ってそうで嫌だった




「とりあえず、何か食べよう。このままじゃダメだよ。」



ミレイに無理やりご飯を食べさせて、また明日電話するねと言って私は家に帰った



今回は、2人の問題だし

失恋なんて、気持ちの整理次第だし

私はただ励ます事くらいしかできないわけだが


なんだか、少しミレイの彼氏の行動が気になった


私は、ミレイみたく疑心暗鬼になってるわけでもないけど・・・

彼氏に女がいそうだなと・・・そう思えた